ループとシュテクリA/Bの区別のまとめ |
以前、フロップルールの記事でループ(一把手上縦向き旋回)とシュテクリBの区別の仕方について、
個々の旋回の最初と最後の正面支持の向きに注目すると区別しやすいでしょう。横向きで始まり横向きで終わる場合はシュテクリBで、それ以外はループと考えて問題ありません。
と書きました。これを表にするとこんな感じになります。
終了時 | |||
1ポメル上 縦向き支持 | 1ポメル上 横向き支持 | ||
開始時 | 1ポメル上 縦向き支持 | Loop | Loop |
---|---|---|---|
1ポメル上 横向き支持 | Loop | DSB |
開始も終了も1ポメル上であればこれでいいのですが、先週のDフロップの記事で説明したように縦向き支持から始まって、両ポメル上横向き支持で終わるというシュテクリAもあり、フロップの構成要素になりえます。また、フロップルールの記事でも書いていますが、縦向き前移動から入るシュテクリA/Bというのもあります。このあたりを加えて表を拡張してみましょう。表中、両ポメル上横向き支持は、片手がポメルで片手が馬端の場合も含みます。
終了時 | ||||
1ポメル上 縦向き支持 | 1ポメル上 横向き支持 | 両ポメル上 横向き支持 | ||
開始時 | 1ポメル上 縦向き支持 | Loop | Loop | DSA |
---|---|---|---|---|
1ポメル上 横向き支持 | Loop | DSB | DSA | |
両ポメル上 横向き支持 | Loop | DSB | DSA | |
縦向き前移動 | 1/3 Travel (A) | DSB | DSA |
ちょっと複雑になりました。フロップは1ポメル上での旋回の組合せなので、色が付いているセルがフロップの構成要素になりえる旋回です。オレンジのセルは1ポメル上から始まっていないのでフロップとしては必然的に最初の旋回、グリーンのセルは1ポメル上で終わっていないのでフロップとしては必然的に最後の旋回ということになります。イエローはもちろんフロップのどの部分でもOKです。注意すべきは1/3 Travelのところで、縦向き前移動から1ポメル上縦向き支持になった場合は、単なるA難度の縦向き前移動(1/3)となります。