2014年 10月 24日
2014年世界選手権:種目別跳馬の演技構成 |
2014 Worlds Nanning (CHN) EF VT Routine Guide
2014年の世界選手権・南寧大会:種目別跳馬の演技構成です。
動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。
#1 白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
自身の名が付く1本目はひねり不足気味になり、バランスを崩しかけるがなんとか堪える。2本目は1歩で収める。
#2 SASAKI JUNIOR Sergio (BRA)
1本目、ドラグレスクをほぼ収めたかに見えたが、横に跳ねてラインを割ってしまう。2本目のル・ユーフも後ろに両足1歩で堪えるが、これもラインを越えてしまった。
#3 SHEK Wai-Hung (HKG)
以前はローチェを跳んでいたが今大会はドラグレスクで来た。大きな跳越を見せるが、前に跳ねてラインをわずかに越えてしまった。2本目は以前から跳んでいるロペス。着地で横に大きな1歩でこちらもラインオーバーとなる。
#4 YANG Hak-Seon (KOR)
ついにロペスからさらに半分ひねる伸身カサマツとび5/2ひねりを新技申請(すでにII-32の跳越番号が付いている)。1本目で挑戦するが尻もちを突いてしまう。今大会は調子が出ず2本目のヤン・ハクソンも手を突く失敗となってしまった。
#5 RI Se-Gwang (PRK)
1本目、屈身ドラグレスクは最後かなり姿勢が崩れるが着地までなんとか収める。2本目は自身の名が付くカサマツとび後方かかえ込み宙返り。着地が低くなり両足ラインオーバーとなるも堪えて立つ。足の痛みに耐えた壮絶な跳越となった。
#6 DALTON Jacob (USA)
アメリカのゆかと跳馬のスペシャリスト。ロペスとヨー2を高いレベルで実施する。ロペスはラインオーバーとなるが、ヨー2は収める。
#7 RADIVILOV Igor (UKR)
1本目、ドラグレスクは脚の開きは気になるが大きな跳越。着地は小さく2歩跳ねる。2本目、ル・ユーフはわずかに跳ねたものの高い姿勢で着地を決め、会心の表情を見せる。
#8 ABLIAZIN Denis (RUS)
1本目、ル・ユーフの着地が取れず大きく乱れてしまう。これに気落ちしたか2本目のリ・シャオペンも低くなり手を付いてしまった。
RI Se-Gwang (PRK)
RADIVILOV Igor (UKR)
DALTON Jacob (USA)
D:6.4の跳越を2本持ちながらこれまでなかなか実施が伴わなかったリ・セグァンがついに優勝。ヤン・ハクソンやアブリャジンには失敗があったものの、もはや世界で優勝を狙うにはD:6.0を2本では苦しくなっています。そんな中、唯一人D:5.6を跳んでいた白井が2年連続の4位と健闘。前半の選手にラインオーバーなどが相次いだため、4人目を終わった時点で暫定1位と一時はメダルが転がり込むかと思われました。
2014年の世界選手権・南寧大会:種目別跳馬の演技構成です。
動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。
#1 白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
D | E | Pen | Score | |||
1. | シライ/キム・ヒフン | Yurchenko Lay 3/1 | 6.0 | 9.058 | 15.058 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ドリッグス | Kasamatsu Lay 3/2 | 5.6 | 9.466 | 15.066 | |
Total: | 15.062 |
自身の名が付く1本目はひねり不足気味になり、バランスを崩しかけるがなんとか堪える。2本目は1歩で収める。
#2 SASAKI JUNIOR Sergio (BRA)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.166 | 0.1 | 15.066 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 9.066 | 0.1 | 14.966 |
Total: | 15.016 |
1本目、ドラグレスクをほぼ収めたかに見えたが、横に跳ねてラインを割ってしまう。2本目のル・ユーフも後ろに両足1歩で堪えるが、これもラインを越えてしまった。
#3 SHEK Wai-Hung (HKG)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.166 | 0.1 | 15.066 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | 6.0 | 9.033 | 0.1 | 14.933 |
Total: | 14.999 |
以前はローチェを跳んでいたが今大会はドラグレスクで来た。大きな跳越を見せるが、前に跳ねてラインをわずかに越えてしまった。2本目は以前から跳んでいるロペス。着地で横に大きな1歩でこちらもラインオーバーとなる。
#4 YANG Hak-Seon (KOR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | 伸身カサマツとび5/2ひねり | Kasamatsu Lay 5/2 | 6.4 | 8.166 | 0.1 | 14.466 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ヤン・ハクソン | Hdsp Front Lay 3/1 | 6.4 | 8.066 | 0.1 | 14.366 |
Total: | 14.416 |
ついにロペスからさらに半分ひねる伸身カサマツとび5/2ひねりを新技申請(すでにII-32の跳越番号が付いている)。1本目で挑戦するが尻もちを突いてしまう。今大会は調子が出ず2本目のヤン・ハクソンも手を突く失敗となってしまった。
#5 RI Se-Gwang (PRK)
D | E | Pen | Score | |||
1. | 屈身ドラグレスク | Hdsp Double Front Pk 1/2 | 6.4 | 9.233 | 15.633 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・セグァン | Kasamatsu Double | 6.4 | 9.100 | 0.3 | 15.200 |
Total: | 15.416 |
1本目、屈身ドラグレスクは最後かなり姿勢が崩れるが着地までなんとか収める。2本目は自身の名が付くカサマツとび後方かかえ込み宙返り。着地が低くなり両足ラインオーバーとなるも堪えて立つ。足の痛みに耐えた壮絶な跳越となった。
#6 DALTON Jacob (USA)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | 6.0 | 9.233 | 0.1 | 15.133 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ヨー2 | Hdsp Front Lay 5/2 | 6.0 | 9.266 | 15.266 | |
Total: | 15.199 |
アメリカのゆかと跳馬のスペシャリスト。ロペスとヨー2を高いレベルで実施する。ロペスはラインオーバーとなるが、ヨー2は収める。
#7 RADIVILOV Igor (UKR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.200 | 15.200 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 9.466 | 15.466 | |
Total: | 15.333 |
1本目、ドラグレスクは脚の開きは気になるが大きな跳越。着地は小さく2歩跳ねる。2本目、ル・ユーフはわずかに跳ねたものの高い姿勢で着地を決め、会心の表情を見せる。
#8 ABLIAZIN Denis (RUS)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 8.133 | 14.133 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・シャオペン | RO 1/2 Hdsp Front Lay 5/2 | 6.2 | 8.000 | 0.1 | 14.100 |
Total: | 14.116 |
1本目、ル・ユーフの着地が取れず大きく乱れてしまう。これに気落ちしたか2本目のリ・シャオペンも低くなり手を付いてしまった。
RI Se-Gwang (PRK)
RADIVILOV Igor (UKR)
DALTON Jacob (USA)
D:6.4の跳越を2本持ちながらこれまでなかなか実施が伴わなかったリ・セグァンがついに優勝。ヤン・ハクソンやアブリャジンには失敗があったものの、もはや世界で優勝を狙うにはD:6.0を2本では苦しくなっています。そんな中、唯一人D:5.6を跳んでいた白井が2年連続の4位と健闘。前半の選手にラインオーバーなどが相次いだため、4人目を終わった時点で暫定1位と一時はメダルが転がり込むかと思われました。
by kaki_aqr
| 2014-10-24 21:00
| 五輪&世界選手権 OG&WC EF
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