2014年 06月 13日
2014年ヨーロッパ選手権:種目別跳馬の演技構成 |
2014 Europeans Sofia (BUL) EF VT Routine Guide
2014年のヨーロッパ選手権・ソフィア大会:種目別跳馬の演技構成です。
動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。
#1 RADIVILOV Igor (UKR)
1本目、ドラグレスクは跳ねる。2本目は突っ張ったような着地になり、前に1歩。
#2 SCHMIDT Casimir (NED)
1本目、着地をピタリと決める。着手時も脚がよく閉じられている。2本目もいい姿勢で跳ぶが着地で横に大きく1歩動きラインを割ってしまう。
#3 TUUHA Tomi (FIN)
このところワールドカップなどで結果を出している選手。1本目はわずかに跳ねる。2本目は横に大きく跳ねてラインを割ってしまうが、ともに空中姿勢がよく、最後まで脚の乱れなどがほとんどない。前の選手とは1本目、2本目のDスコア、Eスコア、そしてペナルティまで全く同じとなる。
#4 ABLIAZIN Denis (RUS)
1本目、難しい着地をほぼまとめる。2本目はかなり低い着地になるが、大きく乱れることなく踏みとどまるのはさすが。ともに空中姿勢には課題がある。
#5 VERNIAIEV Oleg (UKR)
1本目、ドラグレスクにも関わらず余裕のある跳越で着地も軽めの1歩といった感じ。しかし2本目のロペスは着地が低くなりラインオーバーになってしまう。
#6 MEDVEDEV Andrey (ISR)
1本目、ローチェを軽めの跳ねで収める。2本目に大技を持ってきたが、大きく後ろに動いてしまった。
#7 WAMMES Jeffrey (NED)
1本目、突き手が入らなかったかドリッグスの予定がかかえ込みのカサマツひねりになってしまい、ライン外に尻もちを突いてしまう。2本目は予定どおりの跳越を跳んだが、こちらもライン外で尻もち。
#8 MEIER Michael (SUI)
1本目は後ろによろめくような着地になり両足ラインオーバー。2本目はまとめる。
#Rerun WAMMES Jeffrey (NED)
ワメスに再試技が認められたようだが、1本目でまたも尻もちを突いてしまい、2本目を跳ばず。平均の6.800が最終的な決定点となる。
ABLIAZIN Denis (RUS)
RADIVILOV Igor (UKR)
VERNIAIEV Oleg (UKR)
なんだかんだでやはりD:6.0以上の跳越を2本揃えた選手が表彰台に上がり、ロシアとウクライナ勢の強さが際立ちました。アブリャジンは難しいル・ユーフをまとめられる上、2本目にD:6.2を持つのが強み。2連覇を達成するとともに、今大会、団体に加え、ゆか、つり輪となんと4冠に輝きました。
2014年のヨーロッパ選手権・ソフィア大会:種目別跳馬の演技構成です。
動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。
#1 RADIVILOV Igor (UKR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.000 | 15.000 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 9.100 | 15.100 | |
Total: | 15.050 |
1本目、ドラグレスクは跳ねる。2本目は突っ張ったような着地になり、前に1歩。
#2 SCHMIDT Casimir (NED)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドリッグス | Kasamatsu Lay 3/2 | 5.6 | 9.400 | 15.000 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | 前転とび前方伸身宙返り2回ひねり | Hdsp Front Lay 2/1 | 5.6 | 9.166 | 0.1 | 14.666 |
Total: | 14.833 |
1本目、着地をピタリと決める。着手時も脚がよく閉じられている。2本目もいい姿勢で跳ぶが着地で横に大きく1歩動きラインを割ってしまう。
#3 TUUHA Tomi (FIN)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドリッグス | Kasamatsu Lay 3/2 | 5.6 | 9.400 | 15.000 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | 前転とび前方伸身宙返り2回ひねり | Hdsp Front Lay 2/1 | 5.6 | 9.166 | 0.1 | 14.666 |
Total: | 14.833 |
このところワールドカップなどで結果を出している選手。1本目はわずかに跳ねる。2本目は横に大きく跳ねてラインを割ってしまうが、ともに空中姿勢がよく、最後まで脚の乱れなどがほとんどない。前の選手とは1本目、2本目のDスコア、Eスコア、そしてペナルティまで全く同じとなる。
#4 ABLIAZIN Denis (RUS)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 9.200 | 15.200 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・シャオペン | RO 1/2 Hdsp Front Lay 5/2 | 6.2 | 8.900 | 15.100 | |
Total: | 15.150 |
1本目、難しい着地をほぼまとめる。2本目はかなり低い着地になるが、大きく乱れることなく踏みとどまるのはさすが。ともに空中姿勢には課題がある。
#5 VERNIAIEV Oleg (UKR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.300 | 15.300 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | 6.0 | 8.633 | 0.1 | 14.533 |
Total: | 14.916 |
1本目、ドラグレスクにも関わらず余裕のある跳越で着地も軽めの1歩といった感じ。しかし2本目のロペスは着地が低くなりラインオーバーになってしまう。
#6 MEDVEDEV Andrey (ISR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ローチェ | Hdsp Double Front | 5.6 | 9.333 | 14.933 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 8.633 | 0.1 | 14.533 |
Total: | 14.733 |
1本目、ローチェを軽めの跳ねで収める。2本目に大技を持ってきたが、大きく後ろに動いてしまった。
#7 WAMMES Jeffrey (NED)
D | E | Pen | Score | |||
1. | カサマツとびひねり | Kasamatsu 1/2 | 4.0 | 7.666 | 0.3 | 11.366 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロンダートひねり前転とび 前方伸身宙返り2回ひねり | RO 1/2 Hdsp Front Lay 2/1 | 5.8 | 8.000 | 0.3 | 13.500 |
Total: | 12.433 |
1本目、突き手が入らなかったかドリッグスの予定がかかえ込みのカサマツひねりになってしまい、ライン外に尻もちを突いてしまう。2本目は予定どおりの跳越を跳んだが、こちらもライン外で尻もち。
#8 MEIER Michael (SUI)
D | E | Pen | Score | |||
1. | シューフェルト | Yurchenko Lay 5/2 | 5.6 | 8.700 | 0.3 | 14.000 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロウ・ユン | Hdsp Front Lay 3/2 | 5.2 | 9.266 | 14.466 | |
Total: | 14.233 |
1本目は後ろによろめくような着地になり両足ラインオーバー。2本目はまとめる。
#Rerun WAMMES Jeffrey (NED)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドリッグス | Kasamatsu Lay 3/2 | 5.6 | 8.000 | 13.600 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | 〈跳越なし〉 | 0.0 | 0.000 | 0.000 | ||
Total: | 6.800 |
ワメスに再試技が認められたようだが、1本目でまたも尻もちを突いてしまい、2本目を跳ばず。平均の6.800が最終的な決定点となる。
ABLIAZIN Denis (RUS)
RADIVILOV Igor (UKR)
VERNIAIEV Oleg (UKR)
なんだかんだでやはりD:6.0以上の跳越を2本揃えた選手が表彰台に上がり、ロシアとウクライナ勢の強さが際立ちました。アブリャジンは難しいル・ユーフをまとめられる上、2本目にD:6.2を持つのが強み。2連覇を達成するとともに、今大会、団体に加え、ゆか、つり輪となんと4冠に輝きました。
by kaki_aqr
| 2014-06-13 21:00
| ヨーロッパ選手権 EC EF
|
Comments(0)