2013年 11月 01日
2013年世界選手権:種目別鉄棒の演技構成 |
2013 Worlds Antwerp (BEL) EF HB Routine Guide
2013年の世界選手権・アントワープ大会:種目別鉄棒の演技構成です。
#1 MIKULAK Samuel (USA)
D:6.9
E:8.666
Score:15.566
個人総合では最終種目だったこの鉄棒でミスが出たが、種目別ではD:6.9の構成をしっかり通す。カッシーナとコールマンはもう少し高さが欲しいが、リンチは明確なひねりが見られて良い。着地は少し跳ねる。
#2 内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
D:6.9
E:8.733
Score:15.633
個人総合と同じ構成。アドラー1回ひねりで振り戻りそうになるが、こらえてヤマワキにつなげる。着地をピタリと決め、力強いガッツポーズが出る。
#3 BRETSCHNEIDER Andreas (GER)
D:6.9
E:8.258
Score:15.158
勢いのあるカッシーナとコールマンから入る。ホップターンひねりが流れたり、アドラー系が倒立にはまっていなかったりと実施面に気になるところがある。
#4 ZONDERLAND Epke (NED)
D:7.7
E:8.300
Score:16.000
ロンドンでは手放し技3連続だったが、2013年は2連続を2つという構成に変えてきた。バー上の技との組合せ加点が0.1になったことから、最終的には全てつなげる4連続を狙っているものと思われる。実施は最近、ますますひどくなってきたのではと感じる。着地だけは相変らず強い。
#5 加藤凌平 KATO Ryohei (JPN)
D:6.4
E:8.625
Score:15.025
D:6.4ながら安定した実施で決勝に進出した。伸身トカチェフはアドラーひねりからつなげることもあるが、今大会では一度も連続していない。組合せ加点が0.1に下がったので無理には行わないということだろう。着地はわずかに跳ねる。
#6 LIN Chaopan (CHN)
D:6.9
E:8.000
Score:14.900
エンドー1回ひねりからのバラバノフやシュタルダー1回ひねりはいかにも中国の鉄棒といった感じ。腕を交差させただけのようなモズニクはいただけない。
#7 HAMBUECHEN Fabian (GER)
D:7.4
E:8.533
Score:15.933
新たにカッシーナを取り入れた。伸身トカチェフからの3連続は健在だが、ここで合計0.4点あった組合せ加点がルール改訂で0.2点になったのは痛い。着地を止めたかった。
#8 CALVO MORENO Jossimar Orlando (COL)
D:7.2
E:8.266
Score:15.466
なんとアドラーひねり~リューキンという連続技を見せる。個人総合ではヤマワキで落下した上、終末技でバーに脚が当たるという珍しい失敗があり、最後のゆかを棄権してしまったが、種目別には元気な姿で登場、大きなミスなく通した。すでにD:7.2だがさらに難度を上げてきそうな、非常に伸び代を感じる選手。
ZONDERLAND Epke (NED)
HAMBUECHEN Fabian (GER)
内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
2013年のルール改訂で、バー上の技と手放し技の組合せ加点が0.1に下がり、手放し技の連続が主流になるかと思われましたが、これまで同様バー上の技との組合せが行われています。以前から手放し技の連続を行っていたゾンダーランドは極めて有利。ロンドンから下がってはいますが7.7というDスコアは圧倒的です。
ゾンダーランドは実施をもう少しなんとかして欲しいものですが、この状態でも優勝できてしまうので、改善する気はないのかもしれません。難度と実施を兼ね備えたハンビュヘンはわずか0.067差で2位。着地が惜しまれます。内村がレベルの高い実施で3位に入りました。
2013年の世界選手権・アントワープ大会:種目別鉄棒の演技構成です。
#1 MIKULAK Samuel (USA)
1. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | コールマン | Kolman | F | II | |
3. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I | |
4. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
5. | ~リンチ | + Lynch | D | II | (CV:0.1) |
6. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
7. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.1) |
8. | シュタルダー | Stalder | B | III | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:6.9
E:8.666
Score:15.566
個人総合では最終種目だったこの鉄棒でミスが出たが、種目別ではD:6.9の構成をしっかり通す。カッシーナとコールマンはもう少し高さが欲しいが、リンチは明確なひねりが見られて良い。着地は少し跳ねる。
#2 内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
1. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手 | Stalder Hop 3/2 to MG | D | III | |
3. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
4. | ~コールマン | + Kolman | F | II | (CV:0.1) |
5. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I | |
6. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
7. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.1) |
8. | エンドー | Endo | B | III | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:6.9
E:8.733
Score:15.633
個人総合と同じ構成。アドラー1回ひねりで振り戻りそうになるが、こらえてヤマワキにつなげる。着地をピタリと決め、力強いガッツポーズが出る。
#3 BRETSCHNEIDER Andreas (GER)
1. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | コールマン | Kolman | F | II | |
3. | 伸身トカチェフ | Tkatchev Lay | D | II | |
4. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I | |
5. | アドラー1回ひねり逆手 | Jam 1/1 to UG | E | IV | |
6. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.1) |
7. | ワイラー | Weiler | B | III | |
8. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:6.9
E:8.258
Score:15.158
勢いのあるカッシーナとコールマンから入る。ホップターンひねりが流れたり、アドラー系が倒立にはまっていなかったりと実施面に気になるところがある。
#4 ZONDERLAND Epke (NED)
1. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
3. | ~コバチ | + Kovacs | D | II | (CV:0.2) |
4. | コールマン | Kolman | F | II | |
5. | ~ゲイロード2 | + Gaylord2 | E | II | (CV:0.2) |
6. | アドラー1回ひねり逆手 | Jam 1/1 to UG | E | IV | |
7. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
8. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.7
E:8.300
Score:16.000
ロンドンでは手放し技3連続だったが、2013年は2連続を2つという構成に変えてきた。バー上の技との組合せ加点が0.1になったことから、最終的には全てつなげる4連続を狙っているものと思われる。実施は最近、ますますひどくなってきたのではと感じる。着地だけは相変らず強い。
#5 加藤凌平 KATO Ryohei (JPN)
1. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
---|---|---|---|---|---|
2. | 伸身トカチェフ | Tkatchev Lay | D | II | |
3. | コールマン | Kolman | F | II | |
4. | シュタルダー | Stalder | B | III | |
5. | シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手 | Stalder Hop 3/2 to MG | D | III | |
6. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
7. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.1) |
8. | エンドー | Endo | B | III | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:6.4
E:8.625
Score:15.025
D:6.4ながら安定した実施で決勝に進出した。伸身トカチェフはアドラーひねりからつなげることもあるが、今大会では一度も連続していない。組合せ加点が0.1に下がったので無理には行わないということだろう。着地はわずかに跳ねる。
#6 LIN Chaopan (CHN)
1. | 前方車輪1回ひねり大逆手 | 1/1 to El | C | I | |
---|---|---|---|---|---|
2. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
3. | ~伸身トカチェフ | + Tkatchev Lay | D | II | (CV:0.1) |
4. | モズニク | Moznik | E | II | |
5. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
6. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.1) |
7. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
8. | ~バラバノフ | + Balabanov | D | II | (CV:0.1) |
9. | シュタルダーとび1回ひねり大逆手 | Stalder Hop 1/1 to El | D | III | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:6.9
E:8.000
Score:14.900
エンドー1回ひねりからのバラバノフやシュタルダー1回ひねりはいかにも中国の鉄棒といった感じ。腕を交差させただけのようなモズニクはいただけない。
#7 HAMBUECHEN Fabian (GER)
1. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | コールマン | Kolman | F | II | |
3. | 伸身トカチェフ | Tkatchev Lay | D | II | |
4. | ~リバルコ | + Rybalko | D | I | (CV:0.1) |
5. | ~ポゴレロフ | + Pogolerov | E | II | (CV:0.1) |
6. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
7. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
8. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.4
E:8.533
Score:15.933
新たにカッシーナを取り入れた。伸身トカチェフからの3連続は健在だが、ここで合計0.4点あった組合せ加点がルール改訂で0.2点になったのは痛い。着地を止めたかった。
#8 CALVO MORENO Jossimar Orlando (COL)
1. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~リューキン | + Liukin | F | II | (CV:0.1) |
3. | コールマン | Kolman | F | II | |
4. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
5. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
6. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.1) |
7. | コバチ | Kovacs | D | II | |
8. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I | |
9. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.2
E:8.266
Score:15.466
なんとアドラーひねり~リューキンという連続技を見せる。個人総合ではヤマワキで落下した上、終末技でバーに脚が当たるという珍しい失敗があり、最後のゆかを棄権してしまったが、種目別には元気な姿で登場、大きなミスなく通した。すでにD:7.2だがさらに難度を上げてきそうな、非常に伸び代を感じる選手。
ZONDERLAND Epke (NED)
HAMBUECHEN Fabian (GER)
内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
2013年のルール改訂で、バー上の技と手放し技の組合せ加点が0.1に下がり、手放し技の連続が主流になるかと思われましたが、これまで同様バー上の技との組合せが行われています。以前から手放し技の連続を行っていたゾンダーランドは極めて有利。ロンドンから下がってはいますが7.7というDスコアは圧倒的です。
ゾンダーランドは実施をもう少しなんとかして欲しいものですが、この状態でも優勝できてしまうので、改善する気はないのかもしれません。難度と実施を兼ね備えたハンビュヘンはわずか0.067差で2位。着地が惜しまれます。内村がレベルの高い実施で3位に入りました。
by kaki_aqr
| 2013-11-01 21:00
| 五輪&世界選手権 OG&WC EF
|
Comments(8)
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伸身ローチェ
at 2013-11-01 21:27
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他の競技と比べるとかなりの構成のばらつきに特徴がありますね。5人がG難度技のカッシーナを行っており、F難度のコールマンにいたっては7人です。ここまで高難度技がそろって出てくるのは鉄棒だけでしょう。また吊り輪などとは対称的に点のばらつきが大きいですね、今大会の2トップが引っ張っているような感じです、実施8.300での優勝も独特ですが。他に目を引くのは降り技の統一感ですね、もし男子体操に規定演技が復活したらコールマン+伸身新月面は入っても大丈夫かな?なんて。
ところでゾンダーランド選手は我が道を行くって感じですね、いつでも話題に上がるんですがカッシーナを屈身コバチあたりにすれば楽に勢いをつけてコバチに臨めるので実施もよくなるような気もするんですが、それでは点数上がらないんでしょうかね、あの足割れ何点引かれてるんだろう?
ところでゾンダーランド選手は我が道を行くって感じですね、いつでも話題に上がるんですがカッシーナを屈身コバチあたりにすれば楽に勢いをつけてコバチに臨めるので実施もよくなるような気もするんですが、それでは点数上がらないんでしょうかね、あの足割れ何点引かれてるんだろう?
カッシーナ、コールマンは確かに増えました。難度を取れるので皆やってますね。新月面はもう仕方ないのかなという感じです。Eスコアは全体的に引かれてますね。内村でさえ8.733です。
ゾンダーランドはこの4技の連続にこだわっている感じですね。他の選手のEスコアからするともっと低いEスコアになりそうなものですが、本当にどうなんでしょうね。あの脚割れは0.1の減点で済ませられるようなものではない気がしますが。ただ、手放し技には大きさがあるので、そのあたりは評価されている(減点されていない)のかもしれません。
ゾンダーランドはこの4技の連続にこだわっている感じですね。他の選手のEスコアからするともっと低いEスコアになりそうなものですが、本当にどうなんでしょうね。あの脚割れは0.1の減点で済ませられるようなものではない気がしますが。ただ、手放し技には大きさがあるので、そのあたりは評価されている(減点されていない)のかもしれません。
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by
TK
at 2013-11-01 23:19
x
内村は種目別決勝ではコールマンで開きを見せてますね。アドラー1回ひねりの停滞が惜しい。
今回の種目別決勝はがっつりE引かれてる選手が多い印象ですね。角度減点で0.3引かれた選手も多いのでは?
ゾンダーランドは脚割れよりもゲイロードIIのキャッチ後の処理が気になりますね。あれだけで相当減点されてそう。脚割れは0.1で収まってるような気がします。
今回の種目別決勝はがっつりE引かれてる選手が多い印象ですね。角度減点で0.3引かれた選手も多いのでは?
ゾンダーランドは脚割れよりもゲイロードIIのキャッチ後の処理が気になりますね。あれだけで相当減点されてそう。脚割れは0.1で収まってるような気がします。
そうですね。個人総合のコールマンとは違いますね。アドラー1回ひねりは完全に戻りかけてましたから、あそこでこらえてしまうのもまたすごいです。
ゾンダーランドのゲイロード2はバーを引っ張って力ずくで振り上がっている感じですね。脚割れは0.3だとE:8点台では済まないでしょうから、0.1なんでしょうね…。
ゾンダーランドのゲイロード2はバーを引っ張って力ずくで振り上がっている感じですね。脚割れは0.3だとE:8点台では済まないでしょうから、0.1なんでしょうね…。
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伸身ローチェ
at 2013-11-21 03:58
x
ゾンダーランド選手に対するネガティブな論調は私にはちょっと違和感があります。ゾンダーランド選手の離れ技の難度はGFEDで平均0.55点、これくらいの難度の離れ技をする選手は結構います。それなのに他の多くの選手はゾンダーランド選手の組み合わせ加点を除いてもDスコアではるかに及ばないのです。ゾンダーランド選手からすれば「グループⅢでB難度技が入っている時点でダメ」なのかもしれません。
はっきりとした大きな実力の差があり、採点様式が多少変わって連続技が厳しくなってもゾンダーランド選手はトップ3にはいるでしょう、連続技をやらなくなったらEスコアもきっとあがり差は埋まりません。
はっきりとした大きな実力の差があり、採点様式が多少変わって連続技が厳しくなってもゾンダーランド選手はトップ3にはいるでしょう、連続技をやらなくなったらEスコアもきっとあがり差は埋まりません。
手放し技ばかりに目がいきがちですが、ゾンダーランドはバー上の技も最高レベルですからね。グループIII・IVで2E2Dは実はすごいことです。実施はともかくとして。そういえば、今グループIはなんでホップターンなんですかね。
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伸身ローチェ
at 2013-11-22 03:51
x
ゾンダーランド選手は平行棒ではむしろ手放し技をしないくらいですしね。名前のついたゾンダーランドもよくひねってるしかなり多芸ですよね、他の種目では名前を聞きませんが。
鉄棒であれだけ手放し技をやっているのに、平行棒ではモリスエやベーレのような技はやってきませんね。開脚前宙も支持で受けてるし、腕支持が嫌なのかもしれません。