2013年 10月 15日
2013年世界選手権:種目別ゆかの演技構成 |
2013 Worlds Antwerp (BEL) EF FX Routine Guide
2013年の世界選手権・アントワープ大会:種目別ゆかの演技構成です。
#1 内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
D:6.4
E:9.100
Score:15.500
得意のゆかでは構成を上げてくるかと思われたが、個人総合と同じ難度を抑えた構成を持ってきた。実施は抜群で、2本目のタンブリングで跳ねた以外は全ての着地をピタリと決める。9.100というEスコアに満足げな表情を見せた。
#2 LEGENDRE Steven (USA)
D:6.8
E:8.566
Score:15.366
最初に前方2回ひねり~前方ダブルというD+Dの連続技を行う。宙返り転の技の制限により構成を大きく変えているが、6.8という高いDスコアを維持している。迫力のある演技だが、着地は全体的に跳ねてしまった。
#3 HYPOLITO Diego (BRA)
D:6.9
E:8.466
Score:15.366
アラビアンダブル~前方1回ひねりという独創的な連続技を見せる。D+Dの前方5/2~前方2回も健在。Dスコアは6.9と高いが、着地が安定せずEスコアが伸びない。
#4 HAMBUECHEN Fabian (GER)
D:6.5
E:8.800
Score:15.300
大股にはなったが伸身新月面の着地を止める。D+Dの後方5/2ひねり~前方ダブルも低い着地ではあるが決めてきた。最後の月面は後ろに大きく跳ねるが踏みとどまる。
#5 DALTON Jacob (USA)
D:6.7
E:8.900
Score:15.600
宙返り転の技の制限もあり、テンポ~屈身アラビアンダブルという連続技を新たに取り入れてきた。ロンドンで失敗した後方3/2~前方2回も着地は跳ねたがしっかり決める。全体としては着地をほぼ止めて内村を上回るスコアを出す。
#6 MORGAN Scott (CAN)
D:6.4
E:8.433
Score:14.833
最初に伸身ムーンサルトを決める。続く伸身ダブル~前宙臥の連続がいい。Dスコアは6.4と高くないが、2回宙主体の見応えのある演技構成。最後の月面は低くなって前に足が出る。
#7 PURVIS Daniel (GBR)
D:6.5
E:8.900
Score:15.400
新月面から入る。着地はピタリとまではいかないがほぼまとめ、最後はテンポ~アラビアンダブルという連続技を持ってきた。
#8 白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
D:7.4
E:8.600
Score:16.000
こちらは対照的にひねり主体の演技構成。後方7/2~前方2回、前方1回~前方3回といきなりありえない連続技を繰り出し会場がどよめく。その後もテンポ~後方3回、後方5/2~前方5/2と誰も真似できないようなひねり技を続け、最後は今大会シライの名が付いた4回ひねり。異次元とも言える構成でDスコアは7.4と圧倒的。実施もかなり安定してきた。演技が非常にスピーディーで最後の着地のあたりで10秒前の音が鳴っている。
白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
DALTON Jacob (USA)
内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
2013年から宙返り転技に関する制限が設けられ、多くの選手の構成が影響を受けています。前方ダブルやアラビアンダブルを入れた連続技が増え、D+D以上にして0.2の加点を得る組合せもよく実施されるようになってきました。一方、宙返り転技はトーマスかコロブチンスキーの単発しか見られないようになり、単調化しています。もう前宙転(C)やヴァン・ローン(D)はほとんど実施されなくなるでしょう。競技の安全のための制限とはいえ、少し寂しいものがあります。
全員ラインオーバーや大きな失敗のない締まった種目別決勝でした。白井の構成はもはや別格で、2位に0.400という種目別では異例の大差での優勝となりました。2位はD:6.7をまとめたダルトンが入りましたが、3位、4位は比較的Dスコアが低い内村やパービス。高いDスコアのイポリトやレジェンドレを実施で上回りました。
2013年の世界選手権・アントワープ大会:種目別ゆかの演技構成です。
#1 内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
1. | 後方宙返り3/2ひねり | Back 3/2 | C | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~前方宙返り5/2ひねり | + Front 5/2 | E | II | (CV:0.1) |
3. | 前方宙返り1回ひねり | Front 1/1 | C | II | |
4. | ~前方宙返り2回ひねり | + Front 2/1 | D | II | (CV:0.1) |
5. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
6. | ~前方宙返り3/2ひねり | + Front 3/2 | C | II | (CV:0.1) |
7. | 後方宙返り2回ひねり | Back 2/1 | C | III | |
8. | フェドルチェンコ | Fedorchenko | C | I | |
9. | トーマス | Thomas | D | IV | |
10. | 後方宙返り3回ひねり | Back 3/1 | D | III |
D:6.4
E:9.100
Score:15.500
得意のゆかでは構成を上げてくるかと思われたが、個人総合と同じ難度を抑えた構成を持ってきた。実施は抜群で、2本目のタンブリングで跳ねた以外は全ての着地をピタリと決める。9.100というEスコアに満足げな表情を見せた。
#2 LEGENDRE Steven (USA)
1. | 前方宙返り2回ひねり | Front 2/1 | D | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~前方かかえ込み2回宙返り | + Double Front | D | II | (CV:0.2) |
3. | 後方かかえ込み2回宙返り5/2ひねり | Double Back 5/2 | E | III | |
4. | テンポ宙返り | Whip Back | B | III | |
5. | ~後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返り | + Arabian Double | D | IV | (CV:0.1) |
6. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
7. | ~前方宙返り1回ひねり | + Front 1/1 | C | II | (CV:0.1) |
8. | 力十字倒立 | Press to Japanese Hdst | C | I | |
9. | コロブチンスキー | Thomas Lay | E | IV | |
10. | 後ろとびひねり前方屈身2回宙返り | Arabian Double Pk | E | IV |
D:6.8
E:8.566
Score:15.366
最初に前方2回ひねり~前方ダブルというD+Dの連続技を行う。宙返り転の技の制限により構成を大きく変えているが、6.8という高いDスコアを維持している。迫力のある演技だが、着地は全体的に跳ねてしまった。
#3 HYPOLITO Diego (BRA)
1. | 後方宙返り3/2ひねり | Back 3/2 | C | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~前方宙返り5/2ひねり | + Front 5/2 | E | II | (CV:0.1) |
3. | 後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返り | Arabian Double | D | IV | |
4. | ~前方宙返り1回ひねり | + Front 1/1 | C | II | (CV:0.1) |
5. | 後ろとびひねり前方屈身2回宙返り | Arabian Double Pk | E | IV | |
6. | 力十字倒立 | Press to Japanese Hdst | C | I | |
7. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
8. | ~前方宙返り2回ひねり | + Front 2/1 | D | II | (CV:0.2) |
9. | コロブチンスキー | Thomas Lay | E | IV | |
10. | 後方宙返り3回ひねり | Back 3/1 | D | III |
D:6.9
E:8.466
Score:15.366
アラビアンダブル~前方1回ひねりという独創的な連続技を見せる。D+Dの前方5/2~前方2回も健在。Dスコアは6.9と高いが、着地が安定せずEスコアが伸びない。
#4 HAMBUECHEN Fabian (GER)
1. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり | Double Back Lay 2/1 | F | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
3. | ~前方かかえ込み2回宙返り | + Double Front | D | II | (CV:0.2) |
4. | トーマス | Thomas | D | IV | |
5. | 後方宙返り3/2ひねり | Back 3/2 | C | III | |
6. | ~前方宙返り1回ひねり | + Front 1/1 | C | II | |
7. | ゴゴラーゼ | Gogoladze | C | I | |
8. | シュピンデル・ゴゴラーゼ | 1/1 Spindle to Gogoladze | D | I | |
9. | 力十字倒立 | Press to Japanese Hdst | C | I | |
10. | 後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり | Double Back 1/1 | D | III |
D:6.5
E:8.800
Score:15.300
大股にはなったが伸身新月面の着地を止める。D+Dの後方5/2ひねり~前方ダブルも低い着地ではあるが決めてきた。最後の月面は後ろに大きく跳ねるが踏みとどまる。
#5 DALTON Jacob (USA)
1. | タマヨ | Arabian Double Lay | F | IV | |
---|---|---|---|---|---|
2. | テンポ宙返り | Whip Back | B | III | |
3. | ~後ろとびひねり前方屈身2回宙返り | + Arabian Double Pk | E | IV | (CV:0.1) |
4. | 後方宙返り3/2ひねり | Back 3/2 | C | III | |
5. | ~前方宙返り2回ひねり | + Front 2/1 | D | II | (CV:0.1) |
6. | 力十字倒立 | Press to Japanese Hdst | C | I | |
7. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
8. | ~前方宙返り1回ひねり | + Front 1/1 | C | II | (CV:0.1) |
9. | コロブチンスキー | Thomas Lay | E | IV | |
10. | 後方宙返り3回ひねり | Back 3/1 | D | III |
D:6.7
E:8.900
Score:15.600
宙返り転の技の制限もあり、テンポ~屈身アラビアンダブルという連続技を新たに取り入れてきた。ロンドンで失敗した後方3/2~前方2回も着地は跳ねたがしっかり決める。全体としては着地をほぼ止めて内村を上回るスコアを出す。
#6 MORGAN Scott (CAN)
1. | 後方伸身2回宙返り1回ひねり | Double Back Lay 1/1 | E | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | 後方伸身2回宙返り | Double Back Lay | D | III | |
3. | ~前方かかえ込み宙返り正面支持臥 | + 5/4 Front to Prone | B | II | (CV:0.1) |
4. | 前方宙返り2回ひねり | Front 2/1 | D | II | |
5. | ~前方宙返り1回ひねり | + Front 1/1 | C | II | (CV:0.1) |
6. | 力十字倒立 | Press to Japanese Hdst | C | I | |
7. | トーマス | Thomas | D | IV | |
8. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
9. | ~前方宙返り3/2ひねり | + Front 3/2 | C | II | (CV:0.1) |
10. | 後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり | Double Back 1/1 | D | III |
D:6.4
E:8.433
Score:14.833
最初に伸身ムーンサルトを決める。続く伸身ダブル~前宙臥の連続がいい。Dスコアは6.4と高くないが、2回宙主体の見応えのある演技構成。最後の月面は低くなって前に足が出る。
#7 PURVIS Daniel (GBR)
1. | 後方かかえ込み2回宙返り2回ひねり | Double Back 2/1 | E | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | 後方宙返り3/2ひねり | Back 3/2 | C | III | |
3. | ~前方宙返り2回ひねり | + Front 2/1 | D | II | (CV:0.1) |
4. | 前方かかえ込み2回宙返り | Double Front | D | II | |
5. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
6. | ~前方宙返り1回ひねり | + Front 1/1 | C | II | (CV:0.1) |
7. | 力十字倒立 | Press to Japanese Hdst | C | I | |
8. | コロブチンスキー | Thomas Lay | E | IV | |
9. | テンポ宙返り | Whip Back | B | III | |
10. | ~後ろとびひねり前方かかえ込み2回宙返り | + Arabian Double | D | IV | (CV:0.1) |
D:6.5
E:8.900
Score:15.400
新月面から入る。着地はピタリとまではいかないがほぼまとめ、最後はテンポ~アラビアンダブルという連続技を持ってきた。
#8 白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
1. | 後方宙返り7/2ひねり | Back 7/2 | E | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~前方宙返り2回ひねり | + Front 2/1 | D | II | (CV:0.2) |
3. | 前方宙返り1回ひねり | Front 1/1 | C | II | |
4. | ~前方宙返り3回ひねり | + Front 3/1 | F | II | (CV:0.1) |
テンポ宙返り | Whip Back | B | III | ||
5. | ~後方宙返り3回ひねり | + Back 3/1 | D | III | (CV:0.1) |
6. | 脚上挙支持から伸腕屈身力倒立 | V-Sit Press to Hdst | C | I | |
7. | 後方宙返り5/2ひねり | Back 5/2 | D | III | |
8. | ~前方宙返り5/2ひねり | + Front 5/2 | E | II | (CV:0.2) |
9. | 側方宙返り1回ひねり | Side 1/1 | C | IV | |
10. | 後方宙返り4回ひねり | Back 4/1 | F | III |
D:7.4
E:8.600
Score:16.000
こちらは対照的にひねり主体の演技構成。後方7/2~前方2回、前方1回~前方3回といきなりありえない連続技を繰り出し会場がどよめく。その後もテンポ~後方3回、後方5/2~前方5/2と誰も真似できないようなひねり技を続け、最後は今大会シライの名が付いた4回ひねり。異次元とも言える構成でDスコアは7.4と圧倒的。実施もかなり安定してきた。演技が非常にスピーディーで最後の着地のあたりで10秒前の音が鳴っている。
白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
DALTON Jacob (USA)
内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
2013年から宙返り転技に関する制限が設けられ、多くの選手の構成が影響を受けています。前方ダブルやアラビアンダブルを入れた連続技が増え、D+D以上にして0.2の加点を得る組合せもよく実施されるようになってきました。一方、宙返り転技はトーマスかコロブチンスキーの単発しか見られないようになり、単調化しています。もう前宙転(C)やヴァン・ローン(D)はほとんど実施されなくなるでしょう。競技の安全のための制限とはいえ、少し寂しいものがあります。
全員ラインオーバーや大きな失敗のない締まった種目別決勝でした。白井の構成はもはや別格で、2位に0.400という種目別では異例の大差での優勝となりました。2位はD:6.7をまとめたダルトンが入りましたが、3位、4位は比較的Dスコアが低い内村やパービス。高いDスコアのイポリトやレジェンドレを実施で上回りました。
by kaki_aqr
| 2013-10-15 23:10
| 五輪&世界選手権 OG&WC EF
|
Comments(8)
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by
名無しのSさん
at 2013-10-18 12:37
x
あん馬とかは実力的に結構拮抗していて面白かったですが、床に関しては白井が飛び抜けすぎていて今いち盛り上がりに欠けましたね。
まあすごいのはすごいんですが。
なんというか一人だけ最初から立ち位置が違うので(難度的に)、ほかの選手が必死になっても(実施をできるだけきれいにしようとしても)ほとんど勝ち目がないといいますか。
次点で高いDスコア6.9(これでも0.5の差がある。なおかつ今後はグループⅣの難度を上げることでさらに差がつく可能性も)でも内村の絶好調状態のような演技をしないと勝つことができないので、やっぱり難しいですね。
ここで10点制廃止の弊害が浮き彫りになりましたね(あくまで個人的に思ってるだけですが)
まあすごいのはすごいんですが。
なんというか一人だけ最初から立ち位置が違うので(難度的に)、ほかの選手が必死になっても(実施をできるだけきれいにしようとしても)ほとんど勝ち目がないといいますか。
次点で高いDスコア6.9(これでも0.5の差がある。なおかつ今後はグループⅣの難度を上げることでさらに差がつく可能性も)でも内村の絶好調状態のような演技をしないと勝つことができないので、やっぱり難しいですね。
ここで10点制廃止の弊害が浮き彫りになりましたね(あくまで個人的に思ってるだけですが)
D:6.9でもすごいんですが、それですら勝ち目がないという白井の構成は本当に凄まじいですね。確かに盛り上がりには欠けたかもしれません。
個人的には、10点満点廃止の弊害は誰もが同じような演技になってしまったことかなと思います(もちろんそれだけではありませんが)。そして、白井の演技は誰にも真似できない独創的かつ驚異的な構成であり、そこは必ずしも該当しないのではと思っています。
問題があるとすれば今のゆかのルールでしょうね。グループの再編あるいは特別要求などでより偏りのない演技への移行を図るべき時期にあるのかもしれません。それでも白井ならきっちり対応してくるでしょう。
個人的には、10点満点廃止の弊害は誰もが同じような演技になってしまったことかなと思います(もちろんそれだけではありませんが)。そして、白井の演技は誰にも真似できない独創的かつ驚異的な構成であり、そこは必ずしも該当しないのではと思っています。
問題があるとすれば今のゆかのルールでしょうね。グループの再編あるいは特別要求などでより偏りのない演技への移行を図るべき時期にあるのかもしれません。それでも白井ならきっちり対応してくるでしょう。
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by
現役体操少年
at 2013-11-17 12:59
x
はじめまして現役体操少年です。僕個人としては、結構高いdスコア(6.7から6.9あたり)と他の選手にはない技の捌き方で高いe
スコアを出して優勝、というのが理想的だと思います。あまりにも異次元すぎるとちょっと物足りなさがあると感じています。その点今回のゆかはちょっと寂しかったなあとおもいましたね。
スコアを出して優勝、というのが理想的だと思います。あまりにも異次元すぎるとちょっと物足りなさがあると感じています。その点今回のゆかはちょっと寂しかったなあとおもいましたね。
現役体操少年さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
確かに白井は異次元すぎますね。ただ、これは白井が今のルールの下で全力を発揮した結果なので、見ている方がどうこう言うのはちょっと申し訳ないかなと思っています。
ルール改訂するにしてもオリンピックの後になるので当面はこのまま。白井が順当にリオで金メダルを取ってしまうのか、興味深いところではありますね。
確かに白井は異次元すぎますね。ただ、これは白井が今のルールの下で全力を発揮した結果なので、見ている方がどうこう言うのはちょっと申し訳ないかなと思っています。
ルール改訂するにしてもオリンピックの後になるので当面はこのまま。白井が順当にリオで金メダルを取ってしまうのか、興味深いところではありますね。
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by
名無しのSさん
at 2014-05-12 00:00
x
今回はそうでもないですが、まれに対角線のルールを守っていないんじゃ?という選手がいますが(中間点超えてるじゃんという感じ)、あれってちゃんと減点されてるんですかね?
全くの想像ですが、審判席からだとはっきり分かりにくいんじゃないかと思うんですよね。中間点の印もやらないことになったし、現実的には大体中間くらいであればセーフという感じなんですかね。
E審判の項目になっているのもおかしなところで、厳格にやろうとすると線審みたいな専任の審判を、高い位置に配置しないとできないのかなと思います。
E審判の項目になっているのもおかしなところで、厳格にやろうとすると線審みたいな専任の審判を、高い位置に配置しないとできないのかなと思います。
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名無しのSさん
at 2014-07-10 21:36
x
以前から思っていたことなんですが、白井選手はひねりばかりに目が行きがちですが、着地の際の腰の高さにも目を見張るものがありますね。
足割れが課題ではありますが、あの着地姿勢の高さは他の選手と比べても目を見張るものがあるような気がします。彼の実施こそ正にスティックですか?(突き刺さるような着地)といえる気がします。
足割れが課題ではありますが、内村選手や加藤選手なんかと比べてもこの点に関しては、彼の方が優れていますね。
今回の床で16.2を出したNHK杯?では白井選手が床の練習の際にテンポから後方伸身宙返り(おそらく三回ひねりの浮きの練習かな)をしていましたが、全局面完璧な伸身姿勢で、着地時も本当に体が真っ直ぐ(垂直に落下している感じ)だったので、感動してしまい、思わず何度も巻き戻したくらいでした。いままでこれほどの実施は見たことがなかったので。
彼のこの技術はどうなっているのか気になるところですね。
足割れが課題ではありますが、あの着地姿勢の高さは他の選手と比べても目を見張るものがあるような気がします。彼の実施こそ正にスティックですか?(突き刺さるような着地)といえる気がします。
足割れが課題ではありますが、内村選手や加藤選手なんかと比べてもこの点に関しては、彼の方が優れていますね。
今回の床で16.2を出したNHK杯?では白井選手が床の練習の際にテンポから後方伸身宙返り(おそらく三回ひねりの浮きの練習かな)をしていましたが、全局面完璧な伸身姿勢で、着地時も本当に体が真っ直ぐ(垂直に落下している感じ)だったので、感動してしまい、思わず何度も巻き戻したくらいでした。いままでこれほどの実施は見たことがなかったので。
彼のこの技術はどうなっているのか気になるところですね。
確かにどうなっているのかと思うくらい着地が高いですね。ひねり回数が多く、ギリギリまでひねっているため体がまっすぐになっているということもあると思うのですが、その場合ひねり不足になると一気に着地が乱れてしまいますし、そうはならないのが白井の非凡なところですね。
内村については、多少腰を落としてでも着地を止めることを優先して実施しているような気がします。
内村については、多少腰を落としてでも着地を止めることを優先して実施しているような気がします。