2013年 08月 16日
2011年世界選手権:種目別鉄棒の演技構成 |
2011 Worlds Tokyo (JPN) EF HB Routine Guide
2011年の世界選手権・東京大会:種目別鉄棒の演技構成です。
#1 HAMBUECHEN Fabiuan (GER)
D:7.5
E:8.733
Score:16.233
伸身トカチェフからの見事な3連続を取り入れDスコアをアップさせている。コールマンもきれいに決めた。個人的にはハンビュヘンのアドラー、リバルコの捌きは大好き。流れのいい演技構成で、ヤマワキがやや下向き気味など細かい点はあるが、実施も見事と言っていい出来。
#2 OROZCO John (USA)
D:5.9
E:8.233
Score:14.133
大技リューキンは決めるが、アドラー1回ひねりで振り戻ってしまいヤマワキに連続できなかった。トカチェフも開脚になってしまい、組合せ加点が付かない。予定のDスコアは6.4だが、実はそれでもA難度技が含まれていて技が1つ足りていないことに変わりはなく、まだまだDスコアを上げる余地がある。
#3 ZONDERLAND Epke (NED)
D:7.4
E:7.433
Score:14.833
なんとカッシーナ~コールマンという連続技を敢行し、D:7.8というハイスコアを狙う。ゲイロード2も前年までのかかえ込みから屈身になった。しかし、ヤマワキで脚がバーに接触してしまうミス。落下まではしなかったもののもちろん手放し技としては認定されない。
#4 田中佑典 TANAKA Yusuke (JPN)
D:7.0
E:7.700
Score:14.700
初代表の田中佑典が得意の鉄棒で種目別に進出。コールマンをきれいに決め、アドラーひねり~コバチはバーに近くなったものの見事成功。その後も順調に演技を続けていたが、最後の最後で着地が低くなり前に手を突いてしまう。
#5 ZOU Kai (CHN)
D:7.7
E:8.741
Score:16.441
2009年と同じ4つの連続技を行う演技構成だが、シュタルダーとアドラー1回ひねりの握りの難度を上げてDスコアを7.7にまで上げている。相変らず流れの悪い構成で、盛り上がりに欠ける。実施も今ひとつだが、大きなミスを絶対にしないのはさすが。
#6 ZHANG Chenglong (CHN)
D:7.6
E:8.766
Score:16.366
2010年とほぼ同じ構成だが、技の順番が一部変わっている。またアドラー1回ひねりをこちらも逆手に変えて難度を上げている。鄒凱に0.1及ばないDスコアを実施でまくろうとするがわずかに及ばす。
#7 BOY Philipp (GER)
D:7.0
E:7.300
Score:14.300
予定のDスコアは7.5だったが、なんとアドラーひねりをつかみそこねて落下してしまう。何気ないように見えるひねり技の隠れた難しさがよく分かる。アドラーひねりはやり直すが、伸身トカチェフにはつなげなかったため、Dスコアは7.0に留まった。
#8 内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
D:7.3
E:9.033
Score:16.333
平行棒を除く4種目で種目別用の構成を用意してきた今大会の内村。あん馬とつり輪ではその構成を通すことができなかったが、鉄棒は見事D:7.3の構成を完遂する。個人総合からはカッシーナとアドラーひねり~伸身トカチェフが加わっている。これだけ高難度の技を入れながらも、いつもどおり後半にコールマンを持ってくるのがすごい。
ZOU Kai (CHN)
ZHANG Chenglong (CHN)
内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
鉄棒のDスコアの上昇は留まるところを知らず、優勝争いをするにはD:7.5~7.7は必要となっています。さらにゾンダーランドはD:7.8の構成を用意していましたし、まだまだ天井は見えていません。アドラー1回ひねり~ヤマワキの連続は相変らず全員が実施。終末技もほぼ全員が伸身新月面です。
4つの連続技を取り入れ高いDスコアを持つ中国勢がワンツーフィニッシュ。内村が7.3という種目別としては決して高くないDスコアながら実施で見事3位に入りました。ハンビュヘンも素晴らしい演技でしたが、わずかに及びませんでした。
2011年の世界選手権・東京大会:種目別鉄棒の演技構成です。
#1 HAMBUECHEN Fabiuan (GER)
1. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
---|---|---|---|---|---|
2. | コールマン | Kolman | F | II | |
3. | 伸身トカチェフ | Tkatchev Lay | D | II | |
4. | ~リバルコ | + Rybalko | D | I | (CV:0.2) |
5. | ~ポゴレロフ | + Pogolerov | E | II | (CV:0.2) |
6. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
7. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
8. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.2) |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.5
E:8.733
Score:16.233
伸身トカチェフからの見事な3連続を取り入れDスコアをアップさせている。コールマンもきれいに決めた。個人的にはハンビュヘンのアドラー、リバルコの捌きは大好き。流れのいい演技構成で、ヤマワキがやや下向き気味など細かい点はあるが、実施も見事と言っていい出来。
#2 OROZCO John (USA)
1. | 懸垂振り出し倒立 | Stem | A | III |
---|---|---|---|---|
2. | リューキン | Liukin | F | II |
3. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I |
4. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV |
5. | ヤマワキ | Yamawaki | D | II |
6. | エンドー | Endo | B | III |
7. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV |
8. | ~トカチェフ | + Tkatchev | C | II |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I |
10. | 後方伸身2回宙返り1回ひねり下り | Double Back Lay 1/1 | D | V |
D:5.9
E:8.233
Score:14.133
大技リューキンは決めるが、アドラー1回ひねりで振り戻ってしまいヤマワキに連続できなかった。トカチェフも開脚になってしまい、組合せ加点が付かない。予定のDスコアは6.4だが、実はそれでもA難度技が含まれていて技が1つ足りていないことに変わりはなく、まだまだDスコアを上げる余地がある。
#3 ZONDERLAND Epke (NED)
1. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
3. | ~コールマン | + Kolman | F | II | (CV:0.2) |
4. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
5. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
6. | ~ゲイロード2 | + Gaylord2 | E | II | (CV:0.2) |
7. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
~ヤマワキ〈失敗〉 | + Yamawaki | ||||
8. | エンドー | Endo | B | III | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.4
E:7.433
Score:14.833
なんとカッシーナ~コールマンという連続技を敢行し、D:7.8というハイスコアを狙う。ゲイロード2も前年までのかかえ込みから屈身になった。しかし、ヤマワキで脚がバーに接触してしまうミス。落下まではしなかったもののもちろん手放し技としては認定されない。
#4 田中佑典 TANAKA Yusuke (JPN)
1. | コールマン | Kolman | F | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I | |
3. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
4. | ~コバチ | + Kovacs | D | II | (CV:0.2) |
5. | シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手 | Stalder Hop 3/2 to MG | D | II | |
6. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
7. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.2) |
8. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.0
E:7.700
Score:14.700
初代表の田中佑典が得意の鉄棒で種目別に進出。コールマンをきれいに決め、アドラーひねり~コバチはバーに近くなったものの見事成功。その後も順調に演技を続けていたが、最後の最後で着地が低くなり前に手を突いてしまう。
#5 ZOU Kai (CHN)
1. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~伸身トカチェフ | + Tkatchev Lay | D | II | (CV:0.2) |
3. | リバルコ | Rybalko | D | I | |
4. | ~ポゴレロフ | + Pogolerov | E | II | (CV:0.2) |
5. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
6. | アドラー1回ひねり逆手 | Jam 1/1 to UG | E | IV | |
7. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.2) |
8. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
9. | ~バラバノフ | + Balabanov | D | II | (CV:0.2) |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.7
E:8.741
Score:16.441
2009年と同じ4つの連続技を行う演技構成だが、シュタルダーとアドラー1回ひねりの握りの難度を上げてDスコアを7.7にまで上げている。相変らず流れの悪い構成で、盛り上がりに欠ける。実施も今ひとつだが、大きなミスを絶対にしないのはさすが。
#6 ZHANG Chenglong (CHN)
1. | 伸身トカチェフ | Tkatchev Lay | D | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | ~リバルコ | + Rybalko | D | I | (CV:0.2) |
3. | アドラー1回ひねり逆手 | Jam 1/1 to UG | E | IV | |
4. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.2) |
5. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
6. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
7. | ~リンチ | + Lynch | D | II | (CV:0.2) |
8. | エンドー1回ひねり大逆手 | Endo 1/1 to El | D | III | |
9. | ~バラバノフ | + Balabanov | D | II | (CV:0.2) |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.6
E:8.766
Score:16.366
2010年とほぼ同じ構成だが、技の順番が一部変わっている。またアドラー1回ひねりをこちらも逆手に変えて難度を上げている。鄒凱に0.1及ばないDスコアを実施でまくろうとするがわずかに及ばす。
#7 BOY Philipp (GER)
1. | 懸垂振り出し倒立 | Stem | A | III | |
---|---|---|---|---|---|
2. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
3. | コールマン | Kolman | F | II | |
4. | シュタルダーとび3/2ひねり大逆手 | Stalder Hop 3/2 to El | E | III | |
5. | アドラーひねり〈落下して再試技〉 | Jam 1/2 | D | IV | |
6. | リバルコ | Rybalko | D | I | |
7. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
8. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.2) |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.0
E:7.300
Score:14.300
予定のDスコアは7.5だったが、なんとアドラーひねりをつかみそこねて落下してしまう。何気ないように見えるひねり技の隠れた難しさがよく分かる。アドラーひねりはやり直すが、伸身トカチェフにはつなげなかったため、Dスコアは7.0に留まった。
#8 内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
1. | カッシーナ | Cassina | G | II | |
---|---|---|---|---|---|
2. | シュタルダーとび3/2ひねり片大逆手 | Stalder Hop 3/2 to MG | D | III | |
3. | アドラーひねり | Jam 1/2 | D | IV | |
4. | ~伸身トカチェフ | + Tkatchev Lay | D | II | (CV:0.2) |
5. | 後方とび車輪3/2ひねり | Hop 3/2 to MG | C | I | |
6. | アドラー1回ひねり片逆手 | Jam 1/1 to MG | D | IV | |
7. | ~ヤマワキ | + Yamawaki | D | II | (CV:0.2) |
8. | コールマン | Kolman | F | II | |
9. | 後方とび車輪1回ひねり | Hop 1/1 | C | I | |
10. | 後方伸身2回宙返り2回ひねり下り | Double Back Lay 2/1 | E | V |
D:7.3
E:9.033
Score:16.333
平行棒を除く4種目で種目別用の構成を用意してきた今大会の内村。あん馬とつり輪ではその構成を通すことができなかったが、鉄棒は見事D:7.3の構成を完遂する。個人総合からはカッシーナとアドラーひねり~伸身トカチェフが加わっている。これだけ高難度の技を入れながらも、いつもどおり後半にコールマンを持ってくるのがすごい。
ZOU Kai (CHN)
ZHANG Chenglong (CHN)
内村航平 UCHIMURA Kohei (JPN)
鉄棒のDスコアの上昇は留まるところを知らず、優勝争いをするにはD:7.5~7.7は必要となっています。さらにゾンダーランドはD:7.8の構成を用意していましたし、まだまだ天井は見えていません。アドラー1回ひねり~ヤマワキの連続は相変らず全員が実施。終末技もほぼ全員が伸身新月面です。
4つの連続技を取り入れ高いDスコアを持つ中国勢がワンツーフィニッシュ。内村が7.3という種目別としては決して高くないDスコアながら実施で見事3位に入りました。ハンビュヘンも素晴らしい演技でしたが、わずかに及びませんでした。
by kaki_aqr
| 2013-08-16 21:00
| 五輪&世界選手権 OG&WC EF
|
Comments(8)
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by
名無しのSさん
at 2013-08-16 23:17
x
内村は空中技に関しては素晴らしいですね。
ただ構成上仕方ないとは言え、あの美しいコバチ(屈伸含む)が見れないのは残念ですね。
コールマンに関しては高さに制限があることとバーを掴む必要があるので、各選手ぎこちない実施になりがちですが、これは仕方ないんですかね。
ムーンサルトのような実施はやはり難しいのかな?
あと内村選手は大逆手とアドラー1回ひねりを苦手にしているようですが、やはり改善は難しいのだろうか?
ただ構成上仕方ないとは言え、あの美しいコバチ(屈伸含む)が見れないのは残念ですね。
コールマンに関しては高さに制限があることとバーを掴む必要があるので、各選手ぎこちない実施になりがちですが、これは仕方ないんですかね。
ムーンサルトのような実施はやはり難しいのかな?
あと内村選手は大逆手とアドラー1回ひねりを苦手にしているようですが、やはり改善は難しいのだろうか?
私も内村のコバチは大好きです。最近はどんどん構成が高度になってきて、あの素晴らしいコバチが見られないのはちょっと残念ですね。
大逆手は、確実さを優先させているのだとは思いますが、まぁ苦手といえば苦手なんでしょうね。肩や手首の柔らかさが求められるので、持って生まれたものも影響するのかもしれません。
アドラーは、ハンビュヘンのように倒立を決めてから鋭く中に入れる捌きが個人的に好きなので(必ずしもそれがアドラーの要件ではないのかもしれませんが)、内村に限らず日本の選手は全般的に上手くないような気がします。
アドラー1回ひねりとなるとこれまた柔軟さがあるでしょうね。ひそかにこの技が上手いと思うのは実はオロスコだったりします。この種目別では失敗してますが、同じ東京大会でのこの肩の回し方とか見事です。
http://www.youtube.com/watch?v=GpdiBu6tBw8
コールマンはどうなんでしょうね。確かに内村はカッシーナのほうが伸び伸びやっているように見えますね。
大逆手は、確実さを優先させているのだとは思いますが、まぁ苦手といえば苦手なんでしょうね。肩や手首の柔らかさが求められるので、持って生まれたものも影響するのかもしれません。
アドラーは、ハンビュヘンのように倒立を決めてから鋭く中に入れる捌きが個人的に好きなので(必ずしもそれがアドラーの要件ではないのかもしれませんが)、内村に限らず日本の選手は全般的に上手くないような気がします。
アドラー1回ひねりとなるとこれまた柔軟さがあるでしょうね。ひそかにこの技が上手いと思うのは実はオロスコだったりします。この種目別では失敗してますが、同じ東京大会でのこの肩の回し方とか見事です。
http://www.youtube.com/watch?v=GpdiBu6tBw8
コールマンはどうなんでしょうね。確かに内村はカッシーナのほうが伸び伸びやっているように見えますね。
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伸身ローチェ
at 2013-09-02 23:13
x
内村選手のコバチはなんだか模範演技で見る「トップ選手の宙返り」のような余裕を感じますよね。この運動能力を活かすには・・・!
とどのつまり内村選手のコバチ宙返りが見たいです。
とどのつまり内村選手のコバチ宙返りが見たいです。
内村のコバチは本当に素晴らしいですね。この年の種目別あたりから見られなくなりましたが…。高さや開きなどの空中姿勢もさることながら、私が特に好きなのは、持てないんじゃないかというくらいギリギリのところで目一杯手を伸ばして掴んだときです(こればっかりは毎回じゃない)。
コバチ宙返りって、ダブルコバチ(畠田のじゃなく)のことですか!?
コバチ宙返りって、ダブルコバチ(畠田のじゃなく)のことですか!?
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伸身ローチェ
at 2013-09-04 00:30
x
はい、そのとおりです。ダブルコバチというならクアドラプルコバチくらいをエキシビジョンでやってほしいかな・・・(さすがに妄言か)
コバチ宙返り、つまりバーを越えながら後方かかえ込み”3”回宙返り懸垂です。今はコバチ系のカッシーナが男子体操界で最も多く実施されているG難度技だと思います。ゆえに発展も早いと思いますし、あの滞空時間ならバーとの関係が完璧なら懸垂はもうできるんではと感じてしまうのです。鉄棒のツカハラは塚原さんが恐怖と戦いながらフロンティアに漕ぎ出し会得したものですが、もうそういう時代ではないでしょう。H難度技(何かは分かりませんが)は水面下で完成に近づいていると思います。
コバチ宙返り、つまりバーを越えながら後方かかえ込み”3”回宙返り懸垂です。今はコバチ系のカッシーナが男子体操界で最も多く実施されているG難度技だと思います。ゆえに発展も早いと思いますし、あの滞空時間ならバーとの関係が完璧なら懸垂はもうできるんではと感じてしまうのです。鉄棒のツカハラは塚原さんが恐怖と戦いながらフロンティアに漕ぎ出し会得したものですが、もうそういう時代ではないでしょう。H難度技(何かは分かりませんが)は水面下で完成に近づいていると思います。
そういえば、そんな練習動画がありましたっけ。内村なら掴めるでしょうね。ただ、不完全なものは絶対に試合ではやらない人なので、今後も我々が見られるのは練習動画までかなぁとも思います。
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伸身ローチェ
at 2013-09-05 23:39
x
多分
http://www.youtube.com/watch?v=oZWZhnbBWSY
これですかね、失敗してますが4年前の動画です。
確かに失敗するリスクは高そうですし、できても演技の構成上回避は十分ありそうですね。
http://www.youtube.com/watch?v=oZWZhnbBWSY
これですかね、失敗してますが4年前の動画です。
確かに失敗するリスクは高そうですし、できても演技の構成上回避は十分ありそうですね。
あ、これです。たんたらさんのとこですね。