2009年世界選手権：種目別跳馬の演技構成

2009 Worlds London (GBR) EF VT Routine Guide

2009年の世界選手権・ロンドン大会：種目別跳馬の演技構成です。

動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。

#1 BOTELLA PEREZ Isaac (ESP)

			D	E	Pen	Score
1.	ドリッグス	Kasamatsu Lay 3/2	6.6	9.200		15.800
2.	前転とび前方伸身宙返り2回ひねり	Hdsp Front Lay 2/1	6.6	9.000	0.1	15.500
Total:						15.650

1本目、大きく前に1歩。2本目も前に大きく動き、ラインオーバーしてしまう。


#2 GOLOTSUTSKOV Anton (RUS)

			D	E	Pen	Score
1.	ドラグレスク	Hdsp Double Front 1/2	7.0	9.375		16.375
2.	ル・ユーフ	Tsukahara Double Pk	7.0	9.200		16.200
Total:						16.287

1本目、2本目とも高さのある跳越。着地も両足1歩の跳ねに収める。


#3 BOUHAIL Thomas (FRA)

			D	E	Pen	Score
1.	ル・ユーフ	Tsukahara Double Pk	7.0	8.350	0.1	15.250
2.	ドラグレスク	Hdsp Double Front 1/2	7.0	9.300		16.300
Total:						15.775

1本目、大きく後ろに乱れ手を突いてしまう。2本目は後ろへの跳ねに収める。


#4 FAHRIG Matthias (GER)

			D	E	Pen	Score
1.	ドラグレスク	Hdsp Double Front 1/2	7.0	8.925	0.1	15.825
2.	ドリッグス	Kasamatsu Lay 3/2	6.6	9.275		15.875
Total:						15.850

1本目、低い着地になり大きく横へ1歩。ラインオーバーとなる。2本目は1歩の跳ねで収める。


#5 DRAGULESCU Marian (ROU)

			D	E	Pen	Score
1.	ドラグレスク	Hdsp Double Front 1/2	7.0	9.550		16.550
2.	リ・シャオペン	RO 1/2 Hdsp Front Lay 5/2	7.2	9.400		16.600
Total:						16.575

1本目、本家本元が雄大な跳越。着地は後ろに1歩。2本目も着地は大きめの1歩だが、ほぼまとめたと言っていい実施。


#6 WAMMES Jeffrey (NED)

			D	E	Pen	Score
1.	シューフェルト	Yurchenko Lay 5/2	6.6	9.350		15.950
2.	前転とび前方伸身宙返り2回ひねり	Hdsp Front Lay 2/1	6.6	8.300		14.900
Total:						15.425

1本目が高さもありいい実施だったが、2本目が低い跳越になり尻もちを突いてしまう。


#7 KOCZI Flavius (ROU)

			D	E	Pen	Score
1.	ロペス	Kasamatsu Lay 2/1	7.0	9.375		16.375
2.	ヨー2	Hdsp Front Lay 5/2	7.0	9.300		16.300
Total:						16.337

1本目、2本目とも着手時に脚が大きく開くのと、少しひねり不足気味なのが気になる。着地は1本目を後ろの1歩でまとめ、2本目はほぼ止める。


#8 RI Se-Gwang (PRK)

			D	E	Pen	Score
1.	屈身ドラグレスク	Hdsp Double Front Pk 1/2	7.2	8.375		15.575
2.	ル・ユーフ	Tsukahara Double Pk	7.0	9.125	0.4	15.725
Total:						15.650

1本目、屈身ドラグレスクに挑むが高さが足りず前につぶれるような着地になる。2本目の着地も乱れ、2歩のラインオーバーとなってしまう。


DRAGULESCU Marian (ROU)
KOCZI Flavius (ROU)
GOLOTSUTSKOV Anton (RUS)

D:7.0以上の跳越を揃えてきたのは5人。着地を完璧に止めた実施が見られなかったのは残念でした。高難度の跳越をほぼまとめたドラグレスクがゆかとの2冠。コチが2位に入ってルーマニア勢のワンツーフィニッシュとなりました。