2016年 05月 16日
2017年版採点規則における主な変更点(ゆか) |
2017 Code of Points (FX)
2017年版Code of Pointsにおける主な変更点です。直接このページに辿り着いた方は、一般条項のページにも目を通していただくようお願いします。
解釈に間違いがあるかもしれません。競技関係者の方は必ず原本を直接確認してください。行頭の「⇒」以降は私のコメント(戯言)です。
0. 一般条項 General
1. ゆか FX
2. あん馬 PH
3. つり輪 SR
4. 跳馬 VT
5. 平行棒 PB
6. 鉄棒 HB
1. ゆか FX
● 技のグループ(p.38)
⇒前とびひねり系はグループIIに、後ろとびひねり系はグループIIIに集約されました。また、宙返り転技、とび正面支持臥系の技、側方宙返りが削除されています。概略を図にすると以下のようになります(あくまで概略です)。
● 対角線を連続して使用する回数の制限はないが、選手は全てのコーナーに行かなければならない。(p.38)
⇒これも8技化に伴ってのものだと思っていました。ほとんど形骸化しているということかもしれませんが、完全に撤廃ということになると大きな影響が出そうです。
● 選手はコーナーへ移動するために単純なステップをしてはならない。フロアエリアを移動する際は何らかのコレオグラフ(180°以上のターン、ジャンプ、脚を水平に上げたステップ、など)が必要となる。(p.38)
⇒特に新しい事項ではないと思います。
● 宙返り技の美的・実施欠点による減点は、技に含まれる個々の宙返りごとではなく、1つの技に対して課される。(p.38)
● 2回宙返り技がトップ10技に含まれていなければならない(シニア)。(p.38)
⇒ついにきました。
● 全ての後ろとびひねり前方宙返り系の技は後方系の跳躍技のグループになる。(p.39)
● 宙返り転技、とび正面支持臥系の技は認められない。(p.39)
⇒ついにきました。宙返り正面支持臥系の技ととび前転系の技は残っていますが、1回以上のひねりを伴うとび前転系の技も削除されています。
● すべての十字倒立は脚を閉じなければならない。(p.40)
● 組合せについて(p.39)
・切り返しの組合せには加点は与えられない。
・一演技中、組合せ加点は2回まで与えられる。
⇒A難度との組合せは加点が付かなくなります。かかえ込みの前宙ひねりがA難度に格下げされているので要注意です。一方、現行ルールでは宙返りに限る記述がありますが、2017年版には見当たりません。1回ひねり前転とび(B)に連続しても加点が付くのでしょうか。また、3連続でも再び両側に組合せ加点が付くようになるようです。組合せ加点が2回までとのことですが、優先度(出現順か、高難度順か)に関する記述がないようです。
● 特別な繰り返し条項(p.40)
・力技(力倒立技を含む)は2回まで。
・旋回系・ロシアン転向系の技は2回まで。
● 減点(p.41)
・全てのコーナーに行かない:0.3(D審判)
・2回宙返り技を行わない(シニアに限る):0.3(D審判)
・宙返りの後にとび正面支持臥を行う:大欠点
⇒技としても消えましたが、そもそも着地の後にやってはダメということです。ライデルレイ・ミゲル・サパタ(スペイン)の雄大な実施が見られなくなる(もうなっていますが)のは残念です。
● 難度表(pp.42-53)
・マンナ(2秒)から肩転位して倒立→削除
⇒D難度のマンナ(2秒)から肩転位して倒立(2秒)は残ります。
・立位から伸腕屈身力十字倒立(C→B)(I-20と同一枠)
・開脚座から伸腕屈身力十字倒立(C)
⇒力十字倒立でC難度を得るためには開脚座から行うことが必要になります。
・前とび(1回ひねり)正面支持臥、とび(1/2ひねり)倒立→削除
・とび2回ひねり正面支持臥→削除
・後ろとびひねり正面支持臥→削除
・後ろとび3/2ひねり正面支持臥→削除
・後ろとび5/2ひねり正面支持臥→削除
・開脚旋回とび1回ひねり倒立、開脚旋回(2回とんで)(D)
⇒2回ホップして360°ひねるという要件に変わるようです。
・開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で)(B)
・開脚旋回270°以上ひねり(2回以内の旋回で)直接倒立(C)
・開脚旋回270°以上ひねり(2回以内の旋回で)直接倒立、下ろして閉脚(開脚)旋回(D)
⇒『情報20号』(もう見られませんが)では「シュピンデルが終了した正面支持から両足入れ、両足抜きで倒立位になれば認定」とされていましたが、「直接倒立(directly to handstand)」の表記になったため、シュピンデルが終了した正面支持で倒立 になることが要件になるようです。
・正面支持臥から開脚入れ背面支持臥→削除
・首(頭)はね起き(座or正面支持臥)→削除
・(両足踏み切り)前転とび直接正面支持臥→削除
・前転とび直接前方かかえ込み(屈身)宙返り転(マリニチ)→削除
・前転とび直接前方伸身宙返り転→削除
・I-20のうち、伸身前とび1回ひねり前転→削除
・伸身前とび2回ひねり前転→削除
・前方かかえ込み(屈身)宙返りひねり(B→A)
・前方伸身宙返りひねり(B)
・前方かかえ込み宙返り1回ひねり(C→B)
・前方伸身宙返り1回ひねり(C)
・前方かかえ込み宙返り3/2ひねり(C→B)
・前方伸身宙返り3/2ひねり(C)
・前方伸身宙返り2回ひねり(D)
・前方伸身宙返り5/2ひねり(E)
・前方伸身宙返り3回ひねり(シライ2)(F)
⇒3/2ひねり以下はかかえ込み(屈身)と伸身が区別されることになり、かかえ込み(屈身)は格下げになります。また、2回ひねり以上には「伸身」の表記が付きました。
・前方かかえ込み(屈身)宙返り転→削除
・前方伸身宙返り転→削除
・前方かかえ込み(屈身)宙返り1回ひねり転(ヴァン・ローン)→削除
・前方かかえ込み2回宙返りひねり(D→E)
・前方屈身2回宙返りひねり(E→F)
・前方かかえ込み2回宙返り1回ひねり(E→F)
・前とびひねり後方2回宙返り(デフェル)(D)(グループIV→II)
・後方宙返り開脚座→削除
・後方宙返り1回ひねり開脚座→削除
・後方かかえ込み(屈身)宙返りひねり(B→A)
・後方伸身宙返りひねり(B)
・後方伸身宙返り1回ひねり(B)
・後方かかえ込み宙返り3/2ひねり(C→B)
・後方伸身宙返り3/2ひねり(C)
・後方伸身宙返り2回ひねり(C)
・後方伸身宙返り5/2ひねり(D)
・後方伸身宙返り3回ひねり(D)
・後方伸身宙返り7/2ひねり(E)
・後方伸身宙返り4回ひねり(シライ/グエン)(F)
⇒前方宙返りと同様、3/2ひねり以下はかかえ込み(屈身)と伸身が区別されることになり、かかえ込み(屈身)は格下げになります。なぜか、かかえ込み(屈身)の1回ひねりが難度表にないようです。
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)2回宙返りor後方かかえ込み(屈身)2回宙返りひねり(D)
(後ろとびひねり前方屈身2回宙返りはE→D)
・後方かかえ込み(屈身)2回宙返り1回ひねり(ツカハラ)or後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)2回宙返りひねり(D)
(後ろとびひねり前方屈身2回宙返りひねりはE→D)
・後方かかえ込み2回宙返り3/2ひねり(いわゆるかかえ込みイポリト)or後方伸身宙返り3/2ひねり前方かかえ込み宙返り(コロステリェフ)(D→E)
・後方かかえ込み2回宙返り5/2ひねり(E→F)
・後方かかえ込み3回宙返り(リューキン)(G→H)
・後ろとびひねり前方伸身2回宙返り(タマヨ)or後方伸身2回宙返りひねり(E)
(タマヨはF→E、後方伸身2回宙返りひねりはD→E)
・後方伸身2回宙返り1回ひねりor後ろとびひねり前方伸身2回宙返りひねり(ペネフ)(E)
(ペネフはF→E)
・後方伸身2回宙返り3/2ひねりor後ろとびひねり前方伸身2回宙返り1回ひねり(伸身イポリト)(E→F)
・後方伸身2回宙返り5/2ひねり(F→G)
⇒これまで同一枠だったものが分かれたり、逆に同一枠になったり、非常に複雑です。特に、かかえ込みと屈身のアラビアンダブルが同一枠になるため、これらが得意な選手に大きな影響が出ます。
・後ろとびひねり前転(グループIV→III)
・後ろとびひねり前転とび(グループIV→III)
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り正面支持臥(グループIV→III)
・側方開脚2回宙返り3/4ひねり(ロウ・ユン)(グループIV→III)
・後ろとび3/2ひねり前転→削除
・後ろとび5/2ひねり前転→削除
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り→削除(実質III-7に統合)
・後ろとびひねり前方伸身宙返り→削除(実質III-8に統合)
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り転→削除
・後ろとびひねり前方伸身宙返り転(ウ・グォニアン)→削除
・後ろとび3/2ひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り転(トーマス)→削除
・後ろとび3/2ひねり前方伸身宙返り転(コロブチンスキー)→削除
・前とびひねり後方宙返り→削除(実質II-31,38に統合)
・片足踏み切り側方宙返り→削除
・側方かかえ込み(屈身)宙返り→削除
・側方伸身宙返り→削除
・側方かかえ込み2回宙返り→削除
・側方屈身2回宙返り→削除
・側方宙返りひねり→削除
・側方宙返り1回ひねり→削除
・側方開脚宙返り1/4ひねり転(リ・イェジュウ)→削除
ゆかはもっとも変更点が多い種目だと思います。特に難度表は量が多すぎて何が何だか分からないですね。間違っていない自信がないです(笑)。
2017年版Code of Pointsにおける主な変更点です。直接このページに辿り着いた方は、一般条項のページにも目を通していただくようお願いします。
解釈に間違いがあるかもしれません。競技関係者の方は必ず原本を直接確認してください。行頭の「⇒」以降は私のコメント(戯言)です。
0. 一般条項 General
1. ゆか FX
2. あん馬 PH
3. つり輪 SR
4. 跳馬 VT
5. 平行棒 PB
6. 鉄棒 HB
1. ゆか FX
● 技のグループ(p.38)
I | 跳躍技以外の技 |
II | 前方系の跳躍技(宙返りと前転とび)と前とび前転 |
III | 後方系の跳躍技(宙返りと後転とび)と後ろとびひねり系の技 |
● 対角線を連続して使用する回数の制限はないが、選手は全てのコーナーに行かなければならない。(p.38)
⇒これも8技化に伴ってのものだと思っていました。ほとんど形骸化しているということかもしれませんが、完全に撤廃ということになると大きな影響が出そうです。
● 選手はコーナーへ移動するために単純なステップをしてはならない。フロアエリアを移動する際は何らかのコレオグラフ(180°以上のターン、ジャンプ、脚を水平に上げたステップ、など)が必要となる。(p.38)
⇒特に新しい事項ではないと思います。
● 宙返り技の美的・実施欠点による減点は、技に含まれる個々の宙返りごとではなく、1つの技に対して課される。(p.38)
● 2回宙返り技がトップ10技に含まれていなければならない(シニア)。(p.38)
⇒ついにきました。
● 全ての後ろとびひねり前方宙返り系の技は後方系の跳躍技のグループになる。(p.39)
● 宙返り転技、とび正面支持臥系の技は認められない。(p.39)
⇒ついにきました。宙返り正面支持臥系の技ととび前転系の技は残っていますが、1回以上のひねりを伴うとび前転系の技も削除されています。
● すべての十字倒立は脚を閉じなければならない。(p.40)
● 組合せについて(p.39)
・D難度以上 | + | B・C難度 | = | 0.1 |
・D難度以上 | + | D難度以上 | = | 0.2 |
・一演技中、組合せ加点は2回まで与えられる。
⇒A難度との組合せは加点が付かなくなります。かかえ込みの前宙ひねりがA難度に格下げされているので要注意です。一方、現行ルールでは宙返りに限る記述がありますが、2017年版には見当たりません。1回ひねり前転とび(B)に連続しても加点が付くのでしょうか。また、3連続でも再び両側に組合せ加点が付くようになるようです。組合せ加点が2回までとのことですが、優先度(出現順か、高難度順か)に関する記述がないようです。
● 特別な繰り返し条項(p.40)
・力技(力倒立技を含む)は2回まで。
・旋回系・ロシアン転向系の技は2回まで。
● 減点(p.41)
・全てのコーナーに行かない:0.3(D審判)
・2回宙返り技を行わない(シニアに限る):0.3(D審判)
・宙返りの後にとび正面支持臥を行う:大欠点
⇒技としても消えましたが、そもそも着地の後にやってはダメということです。ライデルレイ・ミゲル・サパタ(スペイン)の雄大な実施が見られなくなる(もうなっていますが)のは残念です。
● 難度表(pp.42-53)
・マンナ(2秒)から肩転位して倒立→削除
⇒D難度のマンナ(2秒)から肩転位して倒立(2秒)は残ります。
・立位から伸腕屈身力十字倒立(C→B)(I-20と同一枠)
・開脚座から伸腕屈身力十字倒立(C)
⇒力十字倒立でC難度を得るためには開脚座から行うことが必要になります。
・前とび(1回ひねり)正面支持臥、とび(1/2ひねり)倒立→削除
・とび2回ひねり正面支持臥→削除
・後ろとびひねり正面支持臥→削除
・後ろとび3/2ひねり正面支持臥→削除
・後ろとび5/2ひねり正面支持臥→削除
・開脚旋回とび1回ひねり倒立、開脚旋回(2回とんで)(D)
⇒2回ホップして360°ひねるという要件に変わるようです。
・開脚旋回1回ひねり(2回以内の旋回で)(B)
・開脚旋回270°以上ひねり(2回以内の旋回で)直接倒立(C)
・開脚旋回270°以上ひねり(2回以内の旋回で)直接倒立、下ろして閉脚(開脚)旋回(D)
⇒『情報20号』(もう見られませんが)では「シュピンデルが終了した正面支持から両足入れ、両足抜きで倒立位になれば認定」とされていましたが、「直接倒立(directly to handstand)」の表記になったため、シュピンデルが終了した正面支持で倒立 になることが要件になるようです。
・正面支持臥から開脚入れ背面支持臥→削除
・首(頭)はね起き(座or正面支持臥)→削除
・(両足踏み切り)前転とび直接正面支持臥→削除
・前転とび直接前方かかえ込み(屈身)宙返り転(マリニチ)→削除
・前転とび直接前方伸身宙返り転→削除
・I-20のうち、伸身前とび1回ひねり前転→削除
・伸身前とび2回ひねり前転→削除
・前方かかえ込み(屈身)宙返りひねり(B→A)
・前方伸身宙返りひねり(B)
・前方かかえ込み宙返り1回ひねり(C→B)
・前方伸身宙返り1回ひねり(C)
・前方かかえ込み宙返り3/2ひねり(C→B)
・前方伸身宙返り3/2ひねり(C)
・前方伸身宙返り2回ひねり(D)
・前方伸身宙返り5/2ひねり(E)
・前方伸身宙返り3回ひねり(シライ2)(F)
⇒3/2ひねり以下はかかえ込み(屈身)と伸身が区別されることになり、かかえ込み(屈身)は格下げになります。また、2回ひねり以上には「伸身」の表記が付きました。
・前方かかえ込み(屈身)宙返り転→削除
・前方伸身宙返り転→削除
・前方かかえ込み(屈身)宙返り1回ひねり転(ヴァン・ローン)→削除
・前方かかえ込み2回宙返りひねり(D→E)
・前方屈身2回宙返りひねり(E→F)
・前方かかえ込み2回宙返り1回ひねり(E→F)
・前とびひねり後方2回宙返り(デフェル)(D)(グループIV→II)
・後方宙返り開脚座→削除
・後方宙返り1回ひねり開脚座→削除
・後方かかえ込み(屈身)宙返りひねり(B→A)
・後方伸身宙返りひねり(B)
・後方伸身宙返り1回ひねり(B)
・後方かかえ込み宙返り3/2ひねり(C→B)
・後方伸身宙返り3/2ひねり(C)
・後方伸身宙返り2回ひねり(C)
・後方伸身宙返り5/2ひねり(D)
・後方伸身宙返り3回ひねり(D)
・後方伸身宙返り7/2ひねり(E)
・後方伸身宙返り4回ひねり(シライ/グエン)(F)
⇒前方宙返りと同様、3/2ひねり以下はかかえ込み(屈身)と伸身が区別されることになり、かかえ込み(屈身)は格下げになります。なぜか、かかえ込み(屈身)の1回ひねりが難度表にないようです。
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)2回宙返りor後方かかえ込み(屈身)2回宙返りひねり(D)
(後ろとびひねり前方屈身2回宙返りはE→D)
・後方かかえ込み(屈身)2回宙返り1回ひねり(ツカハラ)or後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)2回宙返りひねり(D)
(後ろとびひねり前方屈身2回宙返りひねりはE→D)
・後方かかえ込み2回宙返り3/2ひねり(いわゆるかかえ込みイポリト)or後方伸身宙返り3/2ひねり前方かかえ込み宙返り(コロステリェフ)(D→E)
・後方かかえ込み2回宙返り5/2ひねり(E→F)
・後方かかえ込み3回宙返り(リューキン)(G→H)
・後ろとびひねり前方伸身2回宙返り(タマヨ)or後方伸身2回宙返りひねり(E)
(タマヨはF→E、後方伸身2回宙返りひねりはD→E)
・後方伸身2回宙返り1回ひねりor後ろとびひねり前方伸身2回宙返りひねり(ペネフ)(E)
(ペネフはF→E)
・後方伸身2回宙返り3/2ひねりor後ろとびひねり前方伸身2回宙返り1回ひねり(伸身イポリト)(E→F)
・後方伸身2回宙返り5/2ひねり(F→G)
⇒これまで同一枠だったものが分かれたり、逆に同一枠になったり、非常に複雑です。特に、かかえ込みと屈身のアラビアンダブルが同一枠になるため、これらが得意な選手に大きな影響が出ます。
・後ろとびひねり前転(グループIV→III)
・後ろとびひねり前転とび(グループIV→III)
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り正面支持臥(グループIV→III)
・側方開脚2回宙返り3/4ひねり(ロウ・ユン)(グループIV→III)
・後ろとび3/2ひねり前転→削除
・後ろとび5/2ひねり前転→削除
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り→削除(実質III-7に統合)
・後ろとびひねり前方伸身宙返り→削除(実質III-8に統合)
・後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り転→削除
・後ろとびひねり前方伸身宙返り転(ウ・グォニアン)→削除
・後ろとび3/2ひねり前方かかえ込み(屈身)宙返り転(トーマス)→削除
・後ろとび3/2ひねり前方伸身宙返り転(コロブチンスキー)→削除
・前とびひねり後方宙返り→削除(実質II-31,38に統合)
・片足踏み切り側方宙返り→削除
・側方かかえ込み(屈身)宙返り→削除
・側方伸身宙返り→削除
・側方かかえ込み2回宙返り→削除
・側方屈身2回宙返り→削除
・側方宙返りひねり→削除
・側方宙返り1回ひねり→削除
・側方開脚宙返り1/4ひねり転(リ・イェジュウ)→削除
ゆかはもっとも変更点が多い種目だと思います。特に難度表は量が多すぎて何が何だか分からないですね。間違っていない自信がないです(笑)。
by kaki_aqr
| 2016-05-16 23:00
| 採点規則 COP
|
Comments(9)
Commented
by
伸身ローチェ
at 2016-05-16 23:15
x
書き下すのは大変な作業だったと思います。ありがとうございます。
かなり複雑ですが、要所だけ見ると
対角線使用の連続回数の撤廃、CVの回数の制限(2回)、2回宙返り技がトップ10技に含まれていなければならない
→大技を見せてほしいということでしょうか、タンブリングの回数が増えるので時間制限も緩和してほしい気がしますが
宙返り転の削除
→とにかくきちんと足の裏で着地するもの意外は削除されていますね。選手の怪我を心配してのことなんでしょうね。
側方宙返りが大部分削除
→これはなぜか分かりません。技のバリエーションは体操界が求めているものと思っていました。全く持って不思議でなりません。
ka.ki.さんはこの変更どう感じますか
かなり複雑ですが、要所だけ見ると
対角線使用の連続回数の撤廃、CVの回数の制限(2回)、2回宙返り技がトップ10技に含まれていなければならない
→大技を見せてほしいということでしょうか、タンブリングの回数が増えるので時間制限も緩和してほしい気がしますが
宙返り転の削除
→とにかくきちんと足の裏で着地するもの意外は削除されていますね。選手の怪我を心配してのことなんでしょうね。
側方宙返りが大部分削除
→これはなぜか分かりません。技のバリエーションは体操界が求めているものと思っていました。全く持って不思議でなりません。
ka.ki.さんはこの変更どう感じますか
Commented
by
ユーマォ
at 2016-05-17 18:42
x
初めてコメントいたします。
いつもブログを拝見しております。
今度のルール改正について、私もロウユン以外の側方宙返りが削除されることの趣旨がわかりかねます。
個人的には独特の雄大さを感じる技なので、寂しくなるな~、と思います。
いつもブログを拝見しております。
今度のルール改正について、私もロウユン以外の側方宙返りが削除されることの趣旨がわかりかねます。
個人的には独特の雄大さを感じる技なので、寂しくなるな~、と思います。
>伸身ローチェさん
ゆかは大変でした。今日からは大丈夫です、多分(笑)。
時間は70秒のままですし、大技はそこまでは増えない気がしますね。宙返り転がなくなるのはとても寂しいのですが、安全のためなので仕方ありませんね。宙返り臥ととび前転は残っているので今後はこれらがよく見られるようになるかもしれません。
側方宙返りはなぜですかね…。
ゆかは大変でした。今日からは大丈夫です、多分(笑)。
時間は70秒のままですし、大技はそこまでは増えない気がしますね。宙返り転がなくなるのはとても寂しいのですが、安全のためなので仕方ありませんね。宙返り臥ととび前転は残っているので今後はこれらがよく見られるようになるかもしれません。
側方宙返りはなぜですかね…。
> ユーマォさん
いつもご覧いただきありがとうございます。
もう発展性のない技群ではありましたが、全てなくすことはなかったような気もします。ロウ・ユンだけでも残ったのでやる選手が出てきてほしいですね。
側方宙返りも宙返り転もない、グループが3つだけのゆかの演技はどうなっていくんですかね。
いつもご覧いただきありがとうございます。
もう発展性のない技群ではありましたが、全てなくすことはなかったような気もします。ロウ・ユンだけでも残ったのでやる選手が出てきてほしいですね。
側方宙返りも宙返り転もない、グループが3つだけのゆかの演技はどうなっていくんですかね。
Commented
by
k
at 2016-05-22 03:50
x
・後ろとびひねり後方かかえ込み(屈身)2回宙返りor後方かかえ込み(屈身)2回宙返りひねり(D)
とありますが、
後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)2回宙返り
ではありませんか?
とありますが、
後ろとびひねり前方かかえ込み(屈身)2回宙返り
ではありませんか?
Commented
by
k
at 2016-05-22 03:53
x
・後方かかえ込み(屈身)2回宙返り1回ひねり(ツカハラ)or後ろとびひねり後方かかえ込み(屈身)2回宙返りひねり(D)
・後ろとびひねり後方伸身2回宙返り(タマヨ)or後方伸身2回宙返りひねり(E)
(タマヨはF→E、後方伸身2回宙返りひねりはD→E)
これも前方が後方になっていると思います。
・後ろとびひねり後方伸身2回宙返り(タマヨ)or後方伸身2回宙返りひねり(E)
(タマヨはF→E、後方伸身2回宙返りひねりはD→E)
これも前方が後方になっていると思います。
申し訳ありません。ご指摘のとおりです。ありがとうございます。
Commented
by
体操ファン
at 2016-05-28 17:44
x
側方宙返りも着地を誤るとかなり危険な技ではあるので、削除は仕方ないと思いました。ロウウンみたいに縦向きで着地する技だけは残ったようですが。
しかし、こんなにごっそり消えるとはちょっと予想外でした。
しかし、こんなにごっそり消えるとはちょっと予想外でした。
なるほど。ただの側宙であればそこまでとは思っていませんでした。ひねりが入ると危険性や、微妙な捌きが見られたりするという問題があるかと思っていましたが。それにしてもばっさりですよね。