2015年 11月 05日
2015年世界選手権:種目別跳馬の演技構成 |
2015 Worlds Glasgow (GBR) EF VT Routine Guide
2015年の世界選手権・グラスゴー大会:種目別跳馬の演技構成です。
動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。
#1 白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
1本目はもちろんシライ/キム・ヒフン(D:6.0)を狙うが、ひねり不足になりシューフェルトと判定されてしまう。第二局面が同じと見なされるドリッグス(D:5.6)を跳べなくなり2本目は半分ひねりの少ないアカピアンに変更せざるを得なかった。
#2 WHITTENBURG Donnell (USA)
1本目、ドラグレスクを前に両足1歩でまとめる。2本目はD:6.4のリ・セグァン。この難しい跳越を今度は後ろに両足1歩でまとめた。
#3 ABLIAZIN Denis (RUS)
アブリャジンも今年からリ・セグァンを跳んでいる。しかし、着地が低くなり手を突いてしまう。2本目のリ・シャオペンはきれいに跳んで着地も跳ねる程度に抑えた。
#4 DRAGULESCU Marian (ROU)
ゆかと跳馬のレジェンドが復活。1本目、本家本元ドラグレスクを素晴らしい跳越で決める。2本目はリ・シャオペン。空中姿勢は完璧ではないが、こちらも着地は1歩に抑える。
#5 VERNIAIEV Oleg (UKR)
1本目はドラグレスク。着ピタかと思われたが1歩動く。2本目はロペス。膝が少々気になるが、しっかりとひねり切り着地は前に両足1歩。
#6 RI Se-Gwang (PRK)
2014年の世界選手権で屈身ドラグレスクを決め、この跳越にはリ・セグァン2の名が付いた。姿勢は良くないが鋭い回転で着地までまとめる。2本目のリ・セグァンは後に大きく2歩動いてしまい舌を出す。
#7 RADIVILOV Igor (UKR)
1本目はドラグレスク。脚の開きは大きいが、素晴らしい出来。2本目のル・ユーフは脚をよく閉じて頑張る。着地は前に大きめの1歩。
#8 KIM Hansol (KOR)
1本目、突き手が十分入らなかったかヨー2は低い跳越となり着地で潰れてしまう。2本目はロペスをまとめる。
RI Se-Gwang (PRK)
DRAGULESCU Marian (ROU)
WHITTENBURG Donnell (USA)
リ・セグァンやリ・シャオペンといったD:6.0を超える跳越に挑む選手が増えてきました。もはやD:6.0を2本まとめただけでは表彰台も難しい時代に入ってきています。リ・セグァン選手の跳越は精度の高いものではありませんでしたが、さすがにD:6.4が2本というのは強みです。そして復活のドラグレスク選手が見事2位に入り4度目となるオリンピックの切符を手にしました。
2015年の世界選手権・グラスゴー大会:種目別跳馬の演技構成です。
動画は再生リストになっています。1本目の動画が終わると2本目の動画に続きます。
#1 白井健三 SHIRAI Kenzo (JPN)
D | E | Pen | Score | |||
1. | シューフェルト | Yurchenko Lay 5/2 | 5.6 | 8.900 | 14.500 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | アカピアン | Kasamatsu Lay 1/1 | 5.2 | 9.333 | 14.533 | |
Total: | 14.516 |
1本目はもちろんシライ/キム・ヒフン(D:6.0)を狙うが、ひねり不足になりシューフェルトと判定されてしまう。第二局面が同じと見なされるドリッグス(D:5.6)を跳べなくなり2本目は半分ひねりの少ないアカピアンに変更せざるを得なかった。
#2 WHITTENBURG Donnell (USA)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.100 | 15.100 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・セグァン | Kasamatsu Double | 6.4 | 9.200 | 15.600 | |
Total: | 15.350 |
1本目、ドラグレスクを前に両足1歩でまとめる。2本目はD:6.4のリ・セグァン。この難しい跳越を今度は後ろに両足1歩でまとめた。
#3 ABLIAZIN Denis (RUS)
D | E | Pen | Score | |||
1. | リ・セグァン | Kasamatsu Double | 6.4 | 8.000 | 0.1 | 14.300 |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・シャオペン | RO 1/2 Hdsp Front Lay 5/2 | 6.2 | 9.200 | 15.400 | |
Total: | 14.850 |
アブリャジンも今年からリ・セグァンを跳んでいる。しかし、着地が低くなり手を突いてしまう。2本目のリ・シャオペンはきれいに跳んで着地も跳ねる程度に抑えた。
#4 DRAGULESCU Marian (ROU)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.300 | 15.300 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・シャオペン | RO 1/2 Hdsp Front Lay 5/2 | 6.2 | 9.300 | 15.500 | |
Total: | 15.400 |
ゆかと跳馬のレジェンドが復活。1本目、本家本元ドラグレスクを素晴らしい跳越で決める。2本目はリ・シャオペン。空中姿勢は完璧ではないが、こちらも着地は1歩に抑える。
#5 VERNIAIEV Oleg (UKR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.466 | 15.466 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | 6.0 | 9.100 | 15.100 | |
Total: | 15.283 |
1本目はドラグレスク。着ピタかと思われたが1歩動く。2本目はロペス。膝が少々気になるが、しっかりとひねり切り着地は前に両足1歩。
#6 RI Se-Gwang (PRK)
D | E | Pen | Score | |||
1. | リ・セグァン2 | Hdsp Double Front Pk 1/2 | 6.4 | 9.200 | 15.600 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | リ・セグァン | Kasamatsu Double | 6.4 | 8.900 | 15.300 | |
Total: | 15.450 |
2014年の世界選手権で屈身ドラグレスクを決め、この跳越にはリ・セグァン2の名が付いた。姿勢は良くないが鋭い回転で着地までまとめる。2本目のリ・セグァンは後に大きく2歩動いてしまい舌を出す。
#7 RADIVILOV Igor (UKR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ドラグレスク | Hdsp Double Front 1/2 | 6.0 | 9.200 | 15.200 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ル・ユーフ | Tsukahara Double Pk | 6.0 | 8.966 | 14.966 | |
Total: | 15.083 |
1本目はドラグレスク。脚の開きは大きいが、素晴らしい出来。2本目のル・ユーフは脚をよく閉じて頑張る。着地は前に大きめの1歩。
#8 KIM Hansol (KOR)
D | E | Pen | Score | |||
1. | ヨー2 | Hdsp Front Lay 5/2 | 6.0 | 8.000 | 14.000 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2. | ロペス | Kasamatsu Lay 2/1 | 6.0 | 9.000 | 15.000 | |
Total: | 14.500 |
1本目、突き手が十分入らなかったかヨー2は低い跳越となり着地で潰れてしまう。2本目はロペスをまとめる。
RI Se-Gwang (PRK)
DRAGULESCU Marian (ROU)
WHITTENBURG Donnell (USA)
リ・セグァンやリ・シャオペンといったD:6.0を超える跳越に挑む選手が増えてきました。もはやD:6.0を2本まとめただけでは表彰台も難しい時代に入ってきています。リ・セグァン選手の跳越は精度の高いものではありませんでしたが、さすがにD:6.4が2本というのは強みです。そして復活のドラグレスク選手が見事2位に入り4度目となるオリンピックの切符を手にしました。
by kaki_aqr
| 2015-11-05 21:00
| 五輪&世界選手権 OG&WC EF
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