2014年 04月 01日
本家本元:ベーレ(平行棒) |
Originators : Belle (PB)
平行棒のベーレ(懸垂前振り後方かかえ込み2回宙返り腕支持)です。鉄棒の手放し技的な動きを持つ、平行棒では最も派手な部類の技ではないでしょうか。
車輪から2回宙返り。この技についてはモリスエとベーレでも説明していますのでリンクも参照してみてください。発表者は旧東ドイツのマイク・ベーレ。1987年のヨーロッパ選手権で発表したとされています。映像は同年のDTBポカールでのもの。
2008年まではE難度で、平行棒の演技構成の主軸を成す技でした。2009年のルール改訂でD難度に格下げされるとともに、同種類の宙返り技の制限(ベーレと屈身ベーレの両方は行えない)などがあり、以前よりは実施が少なくなっている感がありますが、それでもまだまだ多くの選手が演技に取り入れています。
それにしても上の動画、本家のベーレもさることながら、見事なマンナや棒端前宙ダブルのフィニッシュなど見どころ満載ですね(笑)。
平行棒のベーレ(懸垂前振り後方かかえ込み2回宙返り腕支持)です。鉄棒の手放し技的な動きを持つ、平行棒では最も派手な部類の技ではないでしょうか。
車輪から2回宙返り。この技についてはモリスエとベーレでも説明していますのでリンクも参照してみてください。発表者は旧東ドイツのマイク・ベーレ。1987年のヨーロッパ選手権で発表したとされています。映像は同年のDTBポカールでのもの。
2008年まではE難度で、平行棒の演技構成の主軸を成す技でした。2009年のルール改訂でD難度に格下げされるとともに、同種類の宙返り技の制限(ベーレと屈身ベーレの両方は行えない)などがあり、以前よりは実施が少なくなっている感がありますが、それでもまだまだ多くの選手が演技に取り入れています。
それにしても上の動画、本家のベーレもさることながら、見事なマンナや棒端前宙ダブルのフィニッシュなど見どころ満載ですね(笑)。
by kaki_aqr
| 2014-04-01 21:00
| 本家本元 Originators
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Comments(12)
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伸身ローチェ
at 2014-04-01 22:33
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私もマンナの綺麗さに目を見張ってしまいました。これだけ綺麗なものは最近でもあまり見ていない気がします。
いいマンナですよね。以前は平行棒の難度表にも「マンナ」で載っていたようです。
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伸身ローチェ
at 2014-04-03 20:55
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宙返り技は派手なんですが、動きに制限があるためとひねりが難しいことがあって高難度の技でも地味なものが多いんですよね。ツォラキディス1とかはそれの典型かなと。腕支持からの技は難しい!とかはなかなか伝わりにくいので・・・
キンテロは見ているほうがハラハラするようなダイナミックさがあるんですが。
キンテロは見ているほうがハラハラするようなダイナミックさがあるんですが。
棒下系もそんな感じですね。テン・ハイビンとかも知らない人が見たらこれがF難度?って思われそうです。
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伸身ローチェ
at 2014-04-04 00:09
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棒下宙返り倒立もD難度ですが鉄棒のB難度のシュタルダーと似てますしね。車輪で加速もできずバーも低いので降り技も難度が高め、鉄棒でC難度の月面がG難度になりますし。
おっしゃるとおり、棒下系は鉄棒のシュタルダーと類似性がありますね。平行棒の終末技は横に出ることにも難しさがあると思っていますがどうでしょうか。横に飛び出しつつ宙返りというのは平行棒にしかない動きで、着地を止めるのにも特有の難しさがあるように思います。
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伸身ローチェ
at 2014-04-06 23:25
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はじめて平行棒の降り技(棒端でない)を見たときは「ずいぶん無理がある動きだなあ」と思いました。両腕で勢いをつけたいのに片腕は弱く押さないといけないのでかなりの力のロスになるんでしょう。バランスも取るのは難しいでしょうからよく真っ直ぐの姿勢で着地できるものです。
一方、棒端からだとムーンサルトまでやらないとD難度にならないので、こちらもなかなか難しいですね。個人的にはロースリスバーガーを使う選手が出てこないかなと。動きも面白いですし、片腕支持でひねって外に出ればいいので比較的やり易いように見えるのですが。
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伸身ローチェ
at 2014-04-08 22:15
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ロースリスバーガーなら外に出る動きは楽そうですね。ただ勢いが片腕支持のときに殺されないかが課題になるような気もします。
むしろあん馬のような、「何かしてから降りる」というのは認められないでしょうかね、単棒倒立二回ひねり降りとか。
むしろあん馬のような、「何かしてから降りる」というのは認められないでしょうかね、単棒倒立二回ひねり降りとか。
その発想はなかったです(笑)。ペガンのような動きから下りる感じですかね。
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伸身ローチェ
at 2014-04-09 00:22
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そんな感じで…って考えると難度が付かなさそう…あとは単棒横向き振動からの降り技とかできないでしょうかねえ。
単棒横向き懸垂からの宙返り技や終末技は認められていませんね。かつて、平行棒でギンガーとかイエーガーとか横向きの宙返り下りとかが実施されていたことがありましたが、今はできません。平行棒の演技の方向性とは違うということなのでしょう。